主なポイント:
- シルバー先物は2.45%下落し、日中安値の61.38ドルを記録
- 同金属は62.92ドルの寄り付きを上回る63.42ドルで引け
- 当日の出来高は14,796契約
主なポイント:

シルバー先物は7月5日、1オンス当たり61.38ドルまで最大2.45%下落し、この貴金属のセッションにおける日中最大の下落幅となった。
COMEXの取引データによると、この日中安値は、同金属が62.92ドルで寄り付き、63.44ドルの高値を付けた後の売り浴びせで生じた。セッション高値と安値の間の2.06ドルの取引レンジは、この日の最大の値幅であり、天底から3.25%の振れを意味する。
出来高は合計14,796契約。シルバーはその後回復し、63.42ドルで引けた。これは寄り付きから0.79%安だが、セッション安値の61.38ドルを2.04ドル上回る水準である。高値圏での引けは、買い手が取引後半に売り圧力を吸収し、最悪の水準から下落幅を縮小させたことを示唆している。安値からの回復は、安値から引けまでの上昇率が3.32%に達したことを意味する。
61.38ドルの水準は、シルバー先物にとって重要なサポートテストとなる。次のセッションでこの水準を下回れば、さらなる downside(下振れ)への扉が開く可能性がある一方、この水準を維持できれば、売り浴びせは日中限りの異常値だった可能性を示唆する。トレーダーは次のセッションで、フォロースルー売りが出るか、あるいは日中安値からの反発が見られるかを注視するだろう。
7月5日のシルバーの値動きは、同金属が日中のボラティリティが高まった時期を乗り切っている中で起きた。61.38ドルの安値から63ドル超で引けるまでの回復は、この売り浴びせが需給ダイナミクスの根本的な変化ではなく、ポジショニングによって引き起こされた可能性を示唆している。63.42ドル(セッション高値63.44ドルに近い水準)での引けは、低い水準で買い意欲が出現したことを示している。
シルバー価格の次の触媒は、ドルと金利予想に影響を与え、ひいては貴金属需要に直接的な影響を及ぼす、今後の米国経済指標の発表となるだろう。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資助言を構成するものではない。