Key Takeaways:
- AIインフラ向けの主要なPCBサプライヤーである勝宏科技(Shenghong Technology)は、香港市場への上場初日に株価が60%以上上昇しました。
- このIPOは今年香港で最大規模であり、モルガン・スタンレーやヒルハウス・キャピタルを含む37のコーナーストーン投資家が名を連ねています。
- 同社の2025年度の純利益は、AIおよびハイパフォーマンス・コンピューティング部門の収益が約11倍に増加したことにより、273.52%成長しました。
Key Takeaways:

AIサーバー用プリント基板(PCB)の世界的大手である勝宏科技(Shenghong Technology)の株価が、香港市場への上場初日に60%以上急騰しました。株価は売出価格209.88香港ドルから、一時336.2香港ドルの高値を付けました。
今年香港で最大規模となったこのIPOには、モルガン・スタンレーやヒルハウス・キャピタルを含む37のコーナーストーン投資家が参加しており、AIインフラの重要なサプライヤーとしての同社の役割に対する機関投資家の強い信頼を示しています。
今回の上場は爆発的な成長期に続くもので、同社の年次報告書によると、2025年度の純利益は273.52%増加し、売上高は79.77%成長しました。特にAIおよびハイパフォーマンス・コンピューティング部門の収益は11倍近くに増加し、主要な成長エンジンとなっています。
このIPOの成功は、AIセクターにおける高成長な「つるはしとシャベル(周辺産業)」のシナリオを裏付けるものであり、ハードウェア・サプライチェーン内の他の企業のバリュエーションを押し上げる可能性があります。勝宏科技は、AIおよびハイパフォーマンス・コンピューティング向けPCBで世界市場シェア13.8%を保持しています。
同社はハイエンド製品に注力しており、現在100層を超えるPCBの製造能力を備えています。現在は、将来の需要に応えるため、14段36層の高密度相互接続(HDI)基板の開発を進めています。
生産規模をさらに拡大するため、勝宏科技はタイとベトナムの製造拠点の拡張を加速させています。
今回のIPOにより、勝宏科技は「A+H」の二重資本プラットフォームを獲得し、グローバルな生産拠点の構築を加速させることが可能となります。初日の取引パフォーマンスは、AIハードウェア・サプライヤーに対する投資家の持続的な意欲を測る重要な試金石となるでしょう。
この記事は情報提供のみを目的としており、投資勧誘を構成するものではありません。