主なポイント:
- 光大証券は上海電気の「買い」評価を維持。新興産業における力強い成長と堅調な受注残を理由に挙げています。
- 同社は2025年の純利益が前年比60.3%増の12.1億元になったと発表。売上高は1,268億元でした。
- 新規受注は12.5%増の1,728億元と5年ぶりの高水準に達し、風力および原子力発電セグメントの好調が牽引しました。
主なポイント:

光大証券は、上海電気が2025年の純利益で前年比60.3%増の12.1億元(約1.67億ドル)を計上したことを受け、同社への「買い」評価を継続しました。
同証券は、資産減損の圧力により短期の利益予想を下方修正したものの、核融合やロボット工学などの新興産業における同社の躍進を、将来の重要な成長ドライバーとして強調しました。
上海電気の通期売上高は、エネルギー設備部門が21.5%増と牽引し、9.03%増の1,267.8億元となりました。新規受注総額は前年比12.5%増の1,728億元と5年ぶりの高水準に達し、風力発電と原子力発電の受注がそれぞれ32.2%増、25.3%増と急増しました。
この前向きな見通しは、石炭火力発電の新規受注が18.5%減少するという減速に直面する中で発表されました。ハイテク分野で積み上がる受注残を利益に結びつける能力が、同社の成長軌道を維持する上で極めて重要になります。
エネルギー設備セグメントが最も好調で、売上高は750.2億元に達しました。しかし、利益率の低い風力発電事業の比率が高まった影響で、粗利益率は1.25ポイント微減し18.44%となりました。産業設備および統合サービス部門は安定しており、それぞれ380.7億元と206.5億元の売上を記録しました。
上海電気は将来の技術において大きな進歩を遂げています。同社は、国際熱核融合実験炉(ITER)プロジェクトおよび中国のCRAFTプロジェクト向けに主要コンポーネントの納入を成功させました。ロボット分野では、包括的なロボット産業チェーンを構築する中で、初の自社開発ヒューマノイドロボット「蘇源(Suyuan)」を発表しました。
アナリストのレポートは、ハイテク製造業へのシフトを目指す上海電気の長期戦略に対する自信を示唆しています。投資家は、従来のエネルギー部門の循環的な低迷を補うために、核融合およびロボット技術の商用化がさらに進展するかどうかに注目するでしょう。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資勧誘を構成するものではありません。