主なポイント:
- Sequans Communicationsは456 Bitcoinを売却し、残りの658トークンも清算する計画
- 同チップメーカーは2025年に3億8400万ドルを調達し、3000以上のBitcoinを蓄積
- 売却による収益は、6月1日満期の約3700万ドルの転換社債を全額償還するために充当
主なポイント:

Sequans Communicationsは456 Bitcoinを売却し、残りの658トークンも清算する計画を発表した。かつて3000以上のトークンを保有していた企業向け財務戦略を解消する動きとなる。
「当社はバランスシートを強化し、資本構造を簡素化しました。現在はIoT半導体事業の拡大に全面的に注力しています」とジョルジュ・カラムCEOは述べた。
パリに本拠を置く同チップメーカー(NYSE: SQNS)は2025年7月、株式および転換社債の発行により3億8400万ドルを調達し、Bitcoinを累積。ピーク時には3234トークンまで積み上げた。2025年11月には970 Bitcoinを売却し、転換社債を1億8900万ドルから9450万ドルに削減。その後2026年第1四半期にも1025トークンを売却した。今回の売却により、6月1日までに満期を迎える約3700万ドルの転換社債が全額償還される。Sequansの第1四半期の売上高は610万ドルで、前年同期比24.8%減、純損失は5430万ドルとなった。
売却予定の残り658 Bitcoinは、現在の価格で約7000万ドルに相当し、同社の3億8400万ドルに及ぶ財務実験は振り出しに戻ることになる。バランスシートがほぼ無借金となったSequansは、4Gおよび5Gチップ事業に再び注力するが、この事例は、変動の激しい資産を活用した借入による暗号資産購入のリスクを示している。この動きは、債務発行を通じてBitcoinの蓄積戦略を維持するMicroStrategyとは対照的であり、中核事業に注力する投資家からの企業向けBitcoin準備への監視が強まる中での出来事である。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資助言を構成するものではありません。