バンク・オブ・アメリカ(BofA)は月曜日、データストレージ株であるウエスタンデジタル(NASDAQ: WDC)とシーゲイト・テクノロジー(NASDAQ: STX)への信頼を再確認し、今週の決算発表を前に両社の目標株価を引き上げた。同行はシーゲイトの目標株価を605ドルから700ドルに、ウエスタンデジタルを415ドルから495ドルに引き上げ、両社への「買い」評価を維持した。
「メーカーが生産能力を増強していないため、ハードディスクドライブ(HDD)の供給は依然としてタイトであり、これは構造的な変化であると見ている」とBofAのアナリスト、ワムシ・モハン氏はリポートで述べた。「需要が供給を上回る状態が続いており、メーカーが価格を引き上げる余地は今後もあると考えている」
今回の格上げは、過去12ヶ月間で両銘柄が大幅な上昇を見せている中で行われた。シーゲイト株は624%上昇し、ウエスタンデジタル株は884%上昇した。この急騰は主に人工知能(AI)の爆発的な成長によるもので、AIはモデルのトレーニングに膨大なデータを必要とし、その結果、保存が必要なデータがさらに生成されるためである。HDD市場はウエスタンデジタル、シーゲイト、東芝の3社による寡占状態で高度に集中しており、メーカーが供給を管理し、価格決定力を維持することが可能となっている。
目標株価の引き上げは、BofAが大幅な収益成長の可能性を見ていることを示唆している。同行の分析では、シーゲイトの2028年の1株当たり利益は45ドルに迫り、ウエスタンデジタルは33ドルに達する可能性があると予測している。この上昇余地こそが、BofAがこれらの銘柄に対してより高いバリュエーションを主張する主な理由である。
アナリストによる前向きな動きは、AI主導のデータストレージ需要を巡る強気な見方を裏付けている。投資家は、火曜日のシーゲイトの第3四半期決算と木曜日のウエスタンデジタルの報告に注目し、両社の業績と見通しが高い期待を裏付けるものになるかどうかを見極めることになる。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資勧誘を目的としたものではありません。