- セント・グループは、2080年満期のすべての劣後債に対し、現金による公開買付けを開始しました。
- この動きは、最近の8億6400万ドルの資産売却と7億5000万ドルの債券発行に続くものです。
- 同社の株価は過去1年間で4%上昇しましたが、ASX 200指数のパフォーマンスを下回っています。
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セント・グループ(ASX: SCG)は4月22日、2080年満期の未償還劣後債の全額を対象とした現金による公開買付けを開始しました。
「10年以内繰上償還不可・固定利率リセット・劣後証券」を対象としたこの買付けは、セント・グループの投資口を構成する信託の受託者であるRE1リミテッドによって発表されました。
この買い戻しは、一連の資本管理活動の最新のものです。セント・グループは最近、新たに発行した7億5000万ドルの6年物優先証券を原資として、7億5000万ドルの優先債券を償還しました。また、ウエストフィールド・シドニーの19.9%の株式を8億6400万ドルで売却する手続きも完了しました。
今回の公開買付けは、長期債務と利息負担の軽減を目的としていますが、同社の即時的な手元資金は減少することになります。この動きは、セント・グループの株価が過去1年間で4%の上昇にとどまり、15%上昇した広範なS&P/ASX 200指数を下回っている中で行われました。
貸借対照表の改善策とは対照的に、年初に報告された事業業績は堅調でした。ウエストフィールドへの来客数は3.1%増の1億6000万人に達し、3月四半期のビジネスパートナー総売上高は5.0%増の70億ドルへと押し上げられました。
ポートフォリオの入居率は高水準を維持しており、前年から20ベーシスポイント改善して99.8%となりました。当四半期中に636件のリース契約を完了し、専門店賃料の平均上昇率は5.3%となり、小売パートナーからの継続的な信頼を反映しています。
セント・グループは、2026年の事業収益(FFO)予測を少なくとも1証券あたり23.73セント(4%増)と再確認し、分配金も4%増加する見通しです。
長期証券の買い戻しは、同社の貸借対照表を効率化するための先見的なステップです。投資家は、今回の公開買付けの応諾率を注視し、セント・グループの将来の利息費用や資本構成への影響を判断することになるでしょう。
この記事は情報提供のみを目的としており、投資勧誘を目的としたものではありません。