Key Takeaways:
- 既存事業売上高は1.3%増となり、1.6%から2.9%の間だったアナリスト予想を下回りました。
- インフルエンザ・風邪シーズンの低迷と中東の地政学的紛争が業績の主な足かせとして挙げられました。
- レキットは、2026年通期の既存事業売上高成長率見通しを4%〜5%で据え置きました。
Key Takeaways:

レキットベンキーザー・グループ(Reckitt Benckiser Group Plc)は、風邪・インフルエンザシーズンの低迷と中東での紛争が製品需要を妨げたため、第1四半期の売上高がアナリスト予想を下回ったと発表しました。これにより、ロンドン市場で株価は約6%下落しました。
「風邪・インフルエンザシーズンが低調で、小売業者が四半期を通じて在庫レベルを削減したため、季節性の一般用医薬品の売上高は2桁の減少となりました」とレキットは声明で述べています。クリス・リヒトCEOはまた、「欧州における低迷カテゴリー」と中東紛争による地政学的混乱が、業績のさらなる足かせとなったと指摘しました。
デトール(Dettol)やライゾール(Lysol)のメーカーである同社は、3月までの3か月間の既存事業純売上高が1.3%増になったと発表しましたが、これは会社側が集計した1.6%〜2.9%というコンセンサス予想を下回りました。報告された純売上高は32.5億ポンドで、前年同期の36.8億ポンドから減少しました。
この結果は、最近好調な売上を発表したダノン(Danone)などの競合他社とは対照的であり、この消費財大手が直面している課題を浮き彫りにしています。レキットの業績は地域ごとにばらつきがあり、新興市場が既存事業売上高7.6%増で主な成長ドライバーとなりました。これは欧州での4.2%減、北米での0.9%減によって打ち消されました。
年初の低調なスタートにもかかわらず、レキットは2026年通期の既存事業売上高成長率見通しを4%〜5%で据え置きました。同社は、米国での需要回復と、インドや中国などの市場での継続的な力強さを期待していると述べました。
見通しを据え置いたことは、経営陣が中東紛争による約1.5億ポンドの追加コストを含む現在の逆風を乗り切ることができると確信していることを示唆しています。投資家は、通期目標を達成するために期待通りの需要回復が実現するかどうか、次回の決算発表に注目しています。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資勧誘を目的としたものではありません。