主なポイント:
- Raspberry PiはAI需要の強さを受け、2026年度の利益予想を上方修正。
- 調整後の中核利益は市場予想を「大幅に上回る」見通し。
- エッジAI需要の加速により、株価は年初来198%上昇。
主なポイント:

Raspberry Piは2026年度通期の利益予想を上方修正し、AI関連需要によって調整後中核利益が市場予想を「大幅に上回る」見通しだと発表した。
ケンブリッジに本社を置くシングルボードコンピューターメーカーは、エッジAIアプリケーションへの需要急増の恩恵を受けており、半導体チップの販売がボード製品を上回っている。同社は好調な上半期決算を報告し、今回の業績予想上方修正につながった。
2025年度、Raspberry Piの売上高は3億2320万ドル(前年比25%増)、税引き前利益は2650万ドル(同63%増)を記録した。ジェフリーズは2026年度の売上高予想を42%引き上げ5億1100万ドルとし、同社の低コストコンピューティングプラットフォームがAIワークロード向けに採用を拡大していることを反映させた。
Raspberry Piの株価は2026年に年初来198.63%上昇し、英国上場のテクノロジー株の中で最も好調な銘柄の一つとなっている。株価は予想株価収益率(PER)で約50倍で取引されており、株価と当期利益の乖離を踏まえ、複数のアナリストがミーム株的な性質を指摘している。
今回の業績ガイダンスの上方修正は、経営陣がAI需要のさらなる加速を見込んでいることを示している。投資家は上半期決算報告で、セグメント別の利益率と受注パイプラインデータの更新に注目するだろう。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資助言を構成するものではない。