重要なポイント:
- ハネウェルからスピンオフした量子コンピューティング企業Quantinuumが、米国での新規株式公開(IPO)を申請しました。
- 同社はティッカーシンボル「QNT」でナスダック市場に上場する予定です。
- J.P.モルガンとモルガン・スタンレーが本案件の主幹事会社を務めます。
重要なポイント:

(P1) ハネウェルが支援する量子コンピューティング企業Quantinuumは、米国での新規株式公開(IPO)を正式に申請しました。この動きは、高成長が期待される同技術分野における新たな「専業(ピュアプレイ)」投資対象を創出することになります。
(P2) 金曜日の同社の発表によると、米国証券取引委員会(SEC)にフォームS-1による登録届出書が提出されました。
(P3) Quantinuumは、クラスA普通株式をナスダック・グローバル・セレクト・マーケットにティッカーシンボル「QNT」で上場する意向です。売り出し株式数および想定価格帯はまだ決定されていませんが、今回の申請はコロラド州ブルームフィールドに拠点を置く同社にとって重要な一歩となります。このIPOはJ.P.モルガンとモルガン・スタンレーが主幹事を務め、ジェフリーズおよびエバーコアISIも共同ブックランナーとして参画しています。
(P4) このIPOは、先端技術子会社の価値を顕在化させるためのハネウェルによる戦略的な動きであり、量子コンピューティングセクターへの投資家の関心を大きく集めることが予想されます。本公開の成功は、関連ハイテク企業の評価額を押し上げ、より多くの量子特化型企業が公開市場に参入する道を開く可能性があります。
今回の申請は、2021年にハネウェルの量子ソリューション部門と英国のケンブリッジ・クオンタムの統合により設立されたQuantinuumにとって重要なマイルストーンとなります。ハネウェルは今後も同社の筆頭株主として残ります。Quantinuumはフルスタックの量子コンピュータを開発しており、製薬、材料科学、金融サービス分野の大手企業と提携しています。
提案されている株式公開は市場環境に左右され、同社はIPO完了のタイムラインをまだ明らかにしていません。J.P.モルガンやモルガン・スタンレーといった大手投資銀行が主幹事として参画していることは、本案件に対する強力な機関投資家の支持を示唆しています。公開価格等の最終条件は、今後SECに提出される書類で詳述される予定です。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資勧誘を目的としたものではありません。