要点:
- PG&Eの第1四半期の純利益は8億8,500万ドルで、電力需要の増加により前年同期比40%増となりました。
- 同社は9.5ギガワットを超える新規データセンター・プロジェクトを抱えており、AIの影響が鮮明になっています。
- 公益事業会社の株式は、AIインフラ構築への投資手段として投資家の注目を集めています。
要点:

PG&Eコーポレーション(NYSE: PCG)は、人工知能(AI)業界からの電力需要の急増により、第1四半期の利益が40%増加し、アナリスト予想を上回ったと発表しました。この結果は、伝統的に安定している公益事業セクターにとって新たな成長の道筋を浮き彫りにしています。
パシフィック・ガス・アンド・エレクトリックの親会社である同社の決算発表によると、3月31日に終了した四半期の純利益は8億8,500万ドル(1株あたり39セント)でした。これは、前年同期の6億3,400万ドル(1株あたり28セント)から大幅な増加となります。1株あたり39セントの利益は、アナリストのコンセンサス予想である34セントを上回りました。
同社は具体的な売上高の数字を公表しなかったものの、大幅な増加を指摘し、通期の利益見通しを2025年より約10%高い1株あたり約1.65ドルで据え置きました。
好調な決算は、エネルギーを大量に消費するデータセンターへの電力供給を増やしている公益事業会社にとって、新たな成長の原動力を際立たせています。PG&Eは150件以上のデータセンターの申請を審査中であり、これは9.5ギガワットを超える新規電力負荷に相当します。AI開発の加速に伴い、同セクターには持続的な追い風が吹いています。この需要の急増は、テスラ、アルファベット、マイクロソフトなどの他のテクノロジー大手がAI機能を拡張し続け、国の送電網への負担が増している中で発生しています。
今回の結果により、PG&EはAIインフラ構築の主要な受益者として位置づけられ、投資家が注視するテーマとなるでしょう。7月に予定されている次回の決算報告では、プロジェクト・パイプラインの進捗についてさらなる洞察が得られる見通しです。
この記事は情報提供のみを目的としており、投資勧誘を目的としたものではありません。