決算内容はまちまちであったものの、投資家がより広範なAI主導のアップグレードサイクルに期待を寄せたことで、光通信関連株の上昇基調を止めるには至りませんでした。
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決算内容はまちまちであったものの、投資家がより広範なAI主導のアップグレードサイクルに期待を寄せたことで、光通信関連株の上昇基調を止めるには至りませんでした。

決算内容はまちまちであったものの、投資家がより広範なAI主導のアップグレードサイクルに期待を寄せたことで、光通信関連株の上昇基調を止めるには至りませんでした。
5月8日の米国市場で光通信関連株が急騰しました。個別企業の決算内容は強弱入り混じるものでしたが、投資家はそれよりも人工知能(AI)インフラ需要というセクター全体のテーマを重視し、アプライド・オプトエレクトロニクスが10%超の上昇で市場を牽引しました。
この強気な見方はジェフリーズのアナリストらも共有しており、同業のルーメンタム・ホールディングスの事業について「大幅な改善が始まっている」と指摘。AIインフラブームを理由に、同社株の投資判断「買い」を継続しました。
この上昇局面で、アプライド・オプトエレクトロニクス(NASDAQ: AAOI)の株価は10%以上跳ね上がりました。同社の四半期純損益は1株あたり0.07ドルの赤字となり、市場予想(0.05ドルの赤字)を下回ったにもかかわらず買いが先行しました。このほか、POETテクノロジーズ(NASDAQ: POET)が11%超上昇、コーニング(NYSE: GLW)が7%超上げて最高値を更新したほか、シエナ(NYSE: CIEN)とコヒレント(NYSE: COHR)もそれぞれ3%超上昇しました。
幅広い銘柄の上昇は、AI構築の動きがエヌビディアのような主要銘柄を超えて広がり、基盤となるハードウェアやネットワークインフラに強力なアップグレードサイクルをもたらしているという投資家の確信が強まっていることを示唆しています。JPモルガンのリサーチが「AIトレードの広がり」として注目しているこのテーマは、次世代の高帯域幅データセンター構築に不可欠なコンポーネントメーカーの株価を押し上げています。
上昇の主因となったアプライド・オプトエレクトロニクスは、四半期売上高が1億5,114万ドルと、ザックスのコンセンサス予想を3.4%下回ったにもかかわらず急伸しました。1株あたり0.07ドルの赤字も予想未達でした。しかし、ザックスによると同株は年初から約412.2%上昇しており、投資家がより長期的なストーリーに注目していることを示しています。決算の未達を市場が容認していることは、AIやデータセンター顧客からの需要が加速し、セクター全体を底上げするという強い期待の表れと言えます。
セクター全体でのAI主導の再評価は、この日のセッションで2%超上昇したルーメンタム・ホールディングス(NASDAQ: LITE)に象徴されています。インサイダー・モンキーによると、同株は5月8日時点で年初来145.2%上昇していました。AIインフラブームに支えられた直近の堅調な第3四半期決算を受け、ジェフリーズは目標株価を1,200ドルに引き上げました。ルーメンタムはこのトレンドを取り込むべく積極的に動いており、AIアーキテクチャをサポートするために設計された高出力レーザーやトランシーバーなど、次世代のハイパースケールデータセンター向け製品ポートフォリオを展開しています。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資勧誘を目的としたものではありません。