主なポイント:
- オッペンハイマーはSpaceXの目標株価を190ドルから250ドルに引き上げ
- アナリストのティモシー・ホラン氏は2035年までに10兆ドルのアドレス可能市場を予測
- 新たな目標株価は、同社をカバーする6名のアナリストの中で最高水準
主なポイント:

オッペンハイマーのアナリスト、ティモシー・ホラン氏はSpaceXの目標株価を190ドルから250ドルに引き上げた。これは現在の株価208ドルから約20%の上昇余地を示唆する。
「SpaceXは、必要な資本、データ、大規模言語モデル(LLM)、ハードウェア、製造、エンジニアリング人材をすべて垂直統合した唯一のAI企業である」と、アウトパフォーム評価を維持したホラン氏はリサーチノートで述べた。同氏は、主に軌道上データセンターの展開によって、2035年までに同社に10兆ドルのアドレス可能市場が存在する可能性があると見込んでいる。
この修正は、6月12日のSpaceXの新規株式公開(IPO)から1週間も経たないうちに行われた。同IPOは135ドルの公開価格で約860億ドルを調達し、株価はデビュー以来50%以上上昇している。ホラン氏の新たな目標株価は、これまでに目標株価を発表した6人のアナリストの中で最高であり、KGI証券の227ドル目標を上回る。全アナリストのコンセンサス平均は約156ドルで、CFRAの115ドルやモーニングスターの63ドルといった売り評価によって押し下げられている。
SpaceXの評価額は、次世代完全再使用ロケットであるスターシップに大きく依存している。このロケットにより、スターリンク衛星のより迅速な展開と、軌道上データセンターに必要なインフラが可能になる。同社のAIへの野望、特にテラファブ施設やxAI事業は、主な上昇要因を表している。リンクス・エクイティは別のメモで、NVIDIAはSpaceXと比較して低いバリュエーション倍率でより具体的な投資機会を提供すると述べた。
この格上げは、SpaceXが民間の打ち上げプロバイダーから公開取引されるAIインフラ企業へと移行する中で、その成長軌道に対する機関投資家の確信を強固にするものだ。投資家は、スターシップの次回試験飛行と、軌道上データセンターのスケジュールに関する最新情報を、株価の次のカタリストとして注目することになる。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資助言を構成するものではない。