証券詐欺の集団訴訟を受け、ニュースケール・パワー株が急落
ニュースケール・パワー・コーポレーション(NYSE: SMR)に対し、ENTRA1 Energyとの提携に関して重大な虚偽の記述を行ったとして、証券詐欺の集団訴訟が提起されました。これにより、2025年11月6日の同社株価は14.4%下落しました。
オレゴン州連邦地方裁判所に提起されたこの訴訟は、ニュースケールが商業化パートナーに関連する重大なリスクを開示しなかったと主張しています。訴状には、「ニュースケールは、商業化、流通、展開を…これといった経験のない実体に委ねていた」と記されています。
この問題は、2025年11月6日にニュースケールが第3四半期決算を発表した際に表面化しました。ENTRA1への4億9,500万ドルの支払いが要因となり、一般管理費は3,000%以上増加して5億1,900万ドルに達しました。その結果、四半期純損失は5億3,200万ドルとなり、前年同期の4,600万ドルの損失から大幅に悪化しました。このニュースを受け、ニュースケールの株価は1株あたり5.45ドル下落し、32.46ドルで取引を終えました。
この訴訟は、2025年5月13日から2025年11月6日の間にニュースケール株を購入した投資家を対象としています。訴状では、ENTRA1のいわゆる実績が偽られて伝えられ、それによりニュースケールが未開示の失敗リスクや規制上の課題にさらされたと主張されています。Kessler Topaz Meltzer & Check, LLP や Bleichmar Fonti & Auld LLP などの法律事務所が投資家の代表を務めています。
法的手続きの開始はニュースケールの将来に大きな不確実性をもたらし、制裁金やさらなる評判の低下につながる可能性があります。投資家が筆頭原告の地位を申し立てる期限は2026年4月20日までとなっており、これが訴訟の行方を決める重要な期限となります。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資勧誘を目的としたものではありません。