主要なポイント:
- CLSAは、ゲームポートフォリオの好調なパフォーマンスを理由に、網易(ネットイース)の投資判断「アウトパフォーム」と目標株価150ドルを継続しました。
- 報告書では、新作タイトル「燕雲十六声(Where Winds Meet)」を今年の主要な成長エンジンと位置づけ、グローバル展開を後押しすると指摘しています。
- 網易の第1四半期売上高は、マーケティング費用の増加にもかかわらず、前年同期比2.9%増の297億元に達すると予想されています。
主要なポイント:

CLSAは、網易(ネットイース、NTES.US)の投資判断「アウトパフォーム」と目標株価150ドルを維持し、同社の新作ゲーム「燕雲十六声(Where Winds Meet)」が主要な成長ドライバーとなり、欧米市場への拡大を後押しすると予測しました。
同証券会社はリサーチレポートの中で、「『燕雲十六声』が世界的な成功を収め、今年の同社の主要な成長ドライバーになると期待している」と述べています。レポートでは、「夢幻西遊」や「エグジー・パーティ(Eggy Party)」といった既存タイトルの第1四半期の好調なパフォーマンスが、新作リリースの安定した基盤になっていると強調しました。
同社は、網易の第1四半期の売上高を前年同期比2.9%増の297億人民元(約297億元)と予測しています。しかし、CLSAは、新作ゲームの発売に伴うマーケティング費用の増加により、調整後EBIT(利払い前・税引き前利益)が前年同期比で5%減少するとも見込んでいます。
ハイエンドな中国製ゲームに対する受容性が高まっているグローバル市場で競争する網易にとって、「燕雲十六声」の成功は極めて重要です。50億ドル以上の収益を上げているmiHoYoの『原神』や、Game Scienceの『黒神話:悟空(Black Myth: Wukong)』などのタイトルは、中国開発のゲームが国際的に莫大な売り上げを達成できることを証明しており、網易の新しい武術テーマのタイトルに対して高いハードルを設定しています。
150ドルの目標株価維持は、マーケティング支出による短期的な収益性への圧力が予想されるものの、CLSAが同社のパイプラインに大きな価値を見出していることを示唆しています。投資家は、「燕雲十六声」がこれらの高い期待に応え、確立されたグローバルヒット作に挑戦できるかどうかを確認するため、グローバルな発売と初期の販売データを注視することになるでしょう。
この記事は情報提供のみを目的としており、投資勧誘を構成するものではありません。