主なポイント:
- ナーブジェンは、直近の終値から大幅なディスカウントとなる1株2.50ドルで2,400万株を発行し、約6,000万ドルを調達する予定です。
- 各株式には、行使価格3.68ドルで普通株式1株を追加購入できる5年間の新株予約権が付随します。
- 調達資金は、主要な脊髄損傷治療薬候補であるNVG-291の臨床試験費用に充てられます。
主なポイント:

ナーブジェン・ファーマ(NervGen Pharma Corp.、NASDAQ: NGEN)は、2,400万株の普通株式を1株あたり2.50ドルで発行する引受公募増資の価格を決定し、約6,000万ドルの総手取額の調達を目指しています。
この臨床段階のバイオ医薬品企業は水曜日の遅くに価格決定を発表しました。証券はケベック州を除くカナダのすべての州および準州で提供されます。声明によると、同社は手取純額を既存の現金と合わせ、主要な治療薬候補であるNVG-291の臨床試験の推進および一般的な企業目的に使用する意向です。
公募価格の2.50ドルは、5月21日の終値3.68ドルに対して32%のディスカウントとなります。各普通株式には、行使価格3.68ドルで普通株式1株を購入できる新株予約権が付随しています。新株予約権は直ちに行使可能で、発行日から5年後に期限が切れます。公募は、慣習的な完了条件に従い、2026年5月26日頃に完了する予定です。
今回の資金調達とその希薄化条項は同社の株価に大きな圧力をかけ、発表後の時間外取引で株価は約15%下落し、3.13ドルとなりました。この取引構造により、発行済株式数は即座に2,400万株増加し、新株予約権が行使されればさらに2,400万株が発行される可能性があり、既存株主にとっては大幅な希薄化となります。
ナーブジェンは、脊髄損傷やその他の神経疾患の治療法の開発に注力しています。同社の主要候補薬であるNVG-291は、米国食品医薬品局(FDA)からファストトラック(優先承認審査)の指定を受けています。今回の公募では、Leerink PartnersとTD Cowenが共同ブックランニングマネージャーを務めています。
この資金調達により、ナーブジェンはNVG-291の高額な後期臨床試験を推進するために不可欠なキャッシュランウェイを確保しました。投資家は今後、主要なデータ発表を前に、同社の試験の実施状況とキャッシュ燃焼の管理に注目することになります。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資勧誘を目的としたものではありません。