要点:
- 複数の法律事務所が投資家を代表して、ネクター・セラピューティクス(NASDAQ: NKTR)に対し集団訴訟を提起しました。
- 訴訟では、ネクターがREZOLVE-AA治験の完全性と見通しについて誤解を招く発言をし、誇張したと主張されています。
- 2025年12月16日、治験が主要評価項目を達成できなかったとの発表を受け、ネクター株は7.77%下落しました。
要点:

ネクター・セラピューティクス(NASDAQ: NKTR)は、株価を1日で7.77%下落させる原因となった治験の失敗を公表した後、集団訴訟を提起されました。
Bronstein, Gewirtz & Grossman, LLCが提起した訴状では、「被告は当社の事業、運営、およびコンプライアンス方針に関して、実質的に虚偽で誤解を招く発言を行った」と主張しています。
訴訟の中心となっているのは、ネクターの主要候補薬であるrezpegaldesleukinのREZOLVE-AA治験です。提出書類によると、同社は患者の登録が治験プロトコルに従っておらず、それが結果に悪影響を与える可能性が高いことを開示していませんでした。2025年12月16日、ネクターは治験が統計的有意性に達しなかったと発表し、その失敗は本来対象外であるはずの4人の患者が含まれていたためだと説明しました。このニュースを受け、同社の株価は1株当たり4.14ドル下落し、49.16ドルで取引を終えました。
この法的措置は、バイオ医薬品企業である同社にとって重大なリスクとなっており、The Schall Law Firm、Rosen Law Firm、Robbins LLPを含む複数の法律事務所がこの件を公表しています。2025年2月26日から2025年12月15日の間に証券を購入した投資家が集団訴訟の対象となります。筆頭原告として申し立てる期限は2026年5月5日です。
訴訟は、虚偽および誤解を招く発言によって損失を被った投資家の損害回復を目指しています。集団訴訟としてまだ認定されてはいませんが、対象期間中に株式を購入した投資家は、成功報酬契約を通じて自己負担なしで賠償を受ける権利が得られる可能性があります。
この法廷闘争は、すでに圧力を受けていたネクターの株価をさらに不安定な立場に追い込んでいます。訴訟の結果は同社に重大な財務的影響を及ぼす可能性があります。投資家は、当局による告発に対する同社の対応や、2026年5月5日の筆頭原告申し立て期限に向けた事態の進展を注視することになるでしょう。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資勧誘を目的としたものではありません。