モルガン・スタンレーは、テイクツー・インタラクティブ・ソフトウェア (Take-Two Interactive Software Inc.) の目標株価を 280 ドルに引き上げ、「グランド・セフト・オート VI (GTA VI)」の発売を控えた同社に対する強い自信を示しました。
モルガン・スタンレーは分析の中で、「過去の主要なゲームタイトルの発売を分析すると明確な傾向が見られます。期待値の高いタイトルの発売までの 6 か月間で、ゲームパブリッシャーの株価はアウトパフォームし、平均 18% 上昇しています」と述べています。
同社は、同株式の投資判断「オーバーウェイト」を継続しました。新しい 280 ドルの目標株価は、従来の 275 ドルから引き上げられたもので、火曜日の終値 238 ドルから約 19% の上値余地があることを示唆しています。
この上方修正は、2026 年 11 月 19 日に発売日が決定した GTA VI への期待が高まる中で行われました。モルガン・スタンレーは、同タイトルが発売初年度に 4,000 万本を売り上げると予測しており、この発売によってテイクツーの今後数年間の「財務基準が引き上げられる」と期待しています。
同行の投資理論の核心は、これまで株価の重石となっていた「延期リスク」の払拭にあります。発売日が確定したことで、投資家は今後、フランチャイズの長期的な収益力、特にオンライン要素である「GTA オンライン」からの継続的な収益に注目できるようになります。テイクツーの経営陣は、2026 年度の純予約額の 78% を継続的な消費者支出が占めるとの予測を示しています。
モルガン・スタンレーによる今回の動きは、AI モデルによる競争への懸念から 1 月 30 日に 10% 近く下落するなど、テイクツー株が不安定な時期を経てのものです。しかし、同行の分析によれば、そのような懸念は、大型タイトルの発売が株価パフォーマンスにとって「強力な追い風」になるという過去の事例によって打ち消されるとしています。参考までに、テイクツーの前作「グランド・セフト・オート V」は、2013 年の発売以来 2 億 1,500 万本以上を売り上げています。
目標株価の引き上げは、アナリストが今回の発売を単発のセールスイベントではなく、数年間にわたる重要な収益の起爆剤と見なしていることを示しています。投資家は、5 月 21 日に行われるテイクツーの第 4 四半期決算説明会で、経営陣による公式な財務指引や、最近の予約販売に関するリーク情報の真偽に注目することになります。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資勧誘を目的としたものではありません。