主なポイント
- モルガン・スタンレーは、GEEKPLUS(02590.HK)の目標株価を37香港ドルから29香港ドルへと21.6%引き下げました。
- 同社は「オーバーウェイト」の格付けを維持し、同社の長期的な成長戦略への自信を示しています。
- 今回の修正は、短期的な収益性に影響を与えると予想される、具身AI(エンボディドAI)および海外展開への投資増加を反映したものです。
主なポイント

モルガン・スタンレーは、人工知能(AI)および海外展開への支出増が短期的な収益性の重石になるとして、GEEKPLUS(02590.HK)の目標株価を37香港ドルから29香港ドルに引き下げました。
モルガン・スタンレーの調査レポートは、「同社の自律走行搬送ロボット(AMR)事業は急速な普及段階にあり、収益と受注の伸びは堅調を維持している」と述べる一方で、将来の成長のためのトレードオフについても指摘しました。同投資銀行は、同銘柄の格付け「オーバーウェイト」を維持しました。
今回の調整は、GEEKPLUSの戦略的投資を考慮して、ブローカーが財務予測を修正したことに伴うものです。
モルガン・スタンレーは、2026年から2028年までの売上高総利益率の予測を、それぞれ36.3%、37%、37.3%に引き下げました。この変更は、ラテンアメリカや東欧などの低利益率地域からの寄与が拡大する見込みであること、ならびに運送コストの不確実性や新製品の生産能力増強の影響を反映したものです。
その結果、AIおよび海外チャネル開発に関連する研究開発費および販売費の想定を引き上げたため、2026年から2028年までの純利益率の予測も、それぞれ1.6%、5.8%、9.7%に下方修正されました。
今回の修正は、高成長を続けるロボット分野において、将来の市場シェア獲得のために現在の利益率を犠牲にするGEEKPLUSの戦略的転換を浮き彫りにしています。投資家は、AIおよび国際的な投資の初期成果を確認するため、同社の次回の決算発表に注目することになるでしょう。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資勧誘を目的としたものではありません。