- モルガン・スタンレーの現物ビットコインETF($MSBT)は、ローンチ以来、一度も資金流出を記録することなく、累計流入額が1億8400万ドルに達しました。
- この途切れることのない流入は米イラン間の停戦合意と時期が重なっており、機関投資家がビットコインを地政学的安定性に敏感なリスクオン資産として扱っていることを示唆しています。
- ビットコイン現物ETF市場全体でも大きな転換が見られ、4ヶ月間にわたる純流出の後、過去8週間で37億ドルを吸い上げました。
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モルガン・スタンレーの新しいビットコイン現物ETFは、累計1億8400万ドルの資金流入を記録しました。この流入の勢いは米イラン間の脆弱な停戦合意と重なっており、リスクオン資産としてのビットコインに対する機関投資家の意欲が再燃していることを示唆しています。
一度も資金流出を経験していないモルガン・スタンレーのファンドへの流入は、ビットコインETF全体の広範なトレンドの一部です。SoSoValueのデータによると、2025年11月から2026年2月にかけて64億ドルが流出した後、米国のビットコイン現物ETFは過去8週間で約37億ドルを引き寄せました。
この転換は2月下旬、仮想通貨の「恐怖・強欲指数」が市場の恐怖を示す28付近にあった時に、機関投資家が買いを入れたことから始まりました。買いは4月まで続き、4月14日から4月24日まで9日間連続の流入を記録しました。ブラックロックのIBITはこの関心の再燃による主要な受益者となり、新規資本の大部分を吸収しました。
持続的な流入はビットコイン価格を下支えし、2026年4月26日時点で過去1ヶ月間に10.73%上昇、7万7516.55ドルに達しました。今後の鍵となるのは、現在の流入ペースが持続可能かどうかです。過去8週間の1日平均流入額は約9000万ドルでした。1日の流入額が継続的に3億ドルを超えれば機関投資家の配分における構造的な変化を意味しますが、1億ドルを割り込めば直近の上昇は一時的な反発に過ぎなかったことを示す可能性があります。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資助言を構成するものではありません。