- モデルナは、2026年AACR年次総会でがん抗原療法mRNA-4359の第1/2相試験データを発表します。
- 同療法は、局所進行または転移性メラノーマの一次治療として、ペンブロリズマブとの併用療法が研究されています。
- 米国FDAは、メラノーマの特定の患者サブセットを対象に、mRNA-4359をファストトラック(優先承認審査)に指定しました。
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モデルナ(NASDAQ:MRNA)は、開発中のがん抗原療法mRNA-4359の第1/2相試験データを、米国癌学会(AACR)年次総会で発表することを2026年4月17日に明らかにしました。この療法は、局所進行または転移性メラノーマ患者に対する一次治療として、ペンブロリズマブとの併用で評価が進められています。
同社は声明の中で、「今回の発表では、第1/2相試験の第2相用量拡大コホートにおける安全性、有効性、およびトランスレーショナルデータについて報告する」と述べています。NCT05533697として登録されているこの試験は、チェックポイント阻害剤に抵抗性を示すPD-L1陽性(TPS > 1%)のメラノーマという特定の患者集団を対象としています。
米国食品医薬品局(FDA)は、この適応症におけるmRNA-4359とペンブロリズマブの併用療法に対し、ファストトラック(優先承認審査)指定を付与しました。この指定は、深刻な疾患を治療し、未充足の医療ニーズを満たす薬剤の開発を促進し、審査を迅速化することを目的としています。
今回のデータ発表は、新型コロナウイルスワクチン以外のパイプライン拡大を目指すモデルナにとって重要な一歩となります。mRNA-4359の試験で良好な結果が得られれば、競争の激しいオンコロジー市場における同社の地位が強化され、進行メラノーマ患者に新たな治療の選択肢を提供できる可能性があります。投資家は、2026年4月17日から22日にかけて開催されるAACR会議で発表される全データセットを注視し、療法の有効性と安全性プロファイルの詳細を確認することになるでしょう。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資勧誘を目的としたものではありません。