主なポイント:
- ゴールドマン・サックスは、中国のテクノロジーセクターへの明るい見通しを理由に、Minimax-Wの格付けを「中立」から「買い」に引き上げました。
- 株価は10.45%上昇して787.5 港元となり、117万株の出来高、約9.16億 港元の売買代金を記録しました。
- この格上げは、3月に中国の主要インターネットプラットフォーム全体でユーザーエンゲージメントが高まっていることを示すデータを受けて行われました。
主なポイント:

ゴールドマン・サックスが中国のテクノロジー企業Minimax-Wを「中立」から「買い」に格上げしたことを受け、香港市場で同社株(00100.HK)は10.45%急騰しました。
ゴールドマン・サックスは調査レポートの中で、「アリババのクラウド収益成長が加速すると予想している」と述べ、セクターの主要プレーヤーに対する自信の回復を示唆しました。
Minimax-Wの株価は、日中高値の809.5 港元をつけた後、787.5 港元で取引を終えました。今回の格上げには新たな目標株価は含まれていませんでした。この動きは活発な取引に支えられ、約9.16億 港元に相当する117万株が売買されました。
この格上げは、最近のデータでユーザー活動の増加が示されていることを背景に、中国のインターネット株がより広範にポジティブな転換を迎えていることを反映しています。市場は今後、テンセントやアリババといった巨頭の決算発表に注目し、エンゲージメントの伸びが財務業績の向上につながるかどうかを確認することになります。
ゴールドマン・サックスの強気な判断は、中国の上位400アプリの総利用時間が前年比6%増加したことを示すQuestMobileの3月のレポートに基づいています。電子商取引プラットフォームの利用時間は11%増加し、中でもJDドットコム(09618.HK)が27%増と牽引しました。PDDホールディングス(PDD.US)とアリババ傘下のタオバオは、それぞれ11%と8%の成長を記録しました。
業界の指標となるテンセント・ホールディングス(00700.HK)は、スーパーアプリ「WeChat(微信)」の利用時間が4%増加しました。しかし、デリバリー大手の美団(03690.HK)は、地域のライフスタイルサービス・セクター全体が成長したにもかかわらず、利用時間が4%減少するなど、回復にはばらつきが見られます。
今回の格上げは、規制の逆風や激しい競争に直面してきた同セクターにとって明るい兆しとなります。投資家は、今回の証券アナリストの動きが、主要なテクノロジー株の決算シーズンを前に、市場センチメントの持続的な転換点となるかどうかを注視しています。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資勧誘を目的としたものではありません。