主なポイント:
- メタプラネット株は6月26日時点で52週安値となる197円に下落
- 同社は4万177BTCを保有、時価で約4500億円相当
- このディスカウントはビットコイン財務保有株の評価に疑問を投げかける
主なポイント:

メタプラネット(3350.T)は197円に下落し、52週安値を記録した。同社は日本の投資企業で、4万177BTCのビットコインを法人財務として保有していると開示。このポジションは現在の市場価格で約4500億円(28億ドル)に相当する。
「市場はメタプラネットを純粋なビットコイン・プロキシではなく、持ち株会社ディスカウントとして評価している」と、MCPアセット・マネジメント東京のシニアアナリスト、ジェームズ・ロックハート氏は指摘する。「株価がBTC保有の清算価値を下回って取引される場合、投資家が戦略上の実行リスクを認識していることを示している」。
同株は3月に付けた2026年の高値318円から38%下落している。その間、同社はビットコインのポジションを積み増していた。ブルームバーグの計算によると、メタプラネットの時価総額は約480億円で、ビットコイン保有額に対して90%以上のディスカウントとなる。同社は転換社債の発行と新株発行を通じて買い入れ資金を調達し、4万177BTCを蓄積する過程で株主を希薄化させている。
この乖離は、ビットコインを財務に保有する企業の間で広がるトレンドを反映している。最大の法人ビットコイン保有者であるストラテジー(MSTR)は、50万BTC以上を保有し、平均取得価格が6万4000ドルを超える中、含み損を抱えている(最新の提出書類による)。スポットビットコインETFからの資金流出は6月25日に4億6900万ドルに達し、3週間で最大の単日流出額となった(SoSoValueデータ)。ビットコインは6月26日04:00UTC時点で5万9500ドルで取引され、3日間で9%下落し、5万8000ドルのサポートラインを試している——2024年9月以来の最低水準だ。
株式評価額と保有ビットコインの価値の乖離拡大は、法人財務モデルにとって試練となる可能性がある。メタプラネット株が大幅なディスカウントで取引され続ける場合、経営陣は自社株買い、資産売却、または戦略転換を通じて価値の解放を迫られる压力に直面する可能性がある。次回の決算報告は8月に予定されており、6月の売り浴びせの中で同社が買い入れを継続したかどうかが明らかになる。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資助言を構成するものではない。