主なポイント:
- Medpace Holdingsに対し、投資家を誤導した疑いで集団訴訟が提起されました。
- 訴状によると、同社は注文キャンセルを過少に報告し、BBレシオ(受注出荷比率)が予測を下回ったとされています。
- Medpaceの株価は2025年第4四半期の決算発表後に約16%下落し、その後の悪材料によりさらに23%下落しました。
- 投資家は2026年6月8日まで、この訴訟の筆頭原告としての選任を申し立てることができます。
主なポイント:

臨床研究企業であるMedpace Holdings Inc. (NASDAQ: MEDP) は、事業の健全性について投資家を誤導し、株価が約16%下落したとして集団訴訟を提起されました。
この訴訟では、Medpaceとその経営幹部が、主要なパフォーマンス指標を継続的に過大評価することで、虚偽または誤解を招く声明を出したと主張しています。Robbins Geller Rudman & Dowd LLPによって提出された訴状によると、同社は「キャンセルがMedpaceのBBレシオ(受注出荷比率)に与える影響を知っていたか、あるいは無謀にも無視した」とされています。
訴状の中心となっているのは、同社の2025年第4四半期のガイダンスです。幹部らはBBレシオを1.15と予測し、注文キャンセルは「非常に落ち着いている」と投資家を安心させていました。しかし、2026年2月9日、Medpaceが発表した決算では、同レシオがわずか1.04であったことが判明しました。このニュースを受けて、株価は1日で1株あたり530.35ドルから446.05ドルへと急落しました。
Medpaceへの影響はその後さらに悪化しました。2026年4月23日には、同社の2026年第1四半期のBBレシオが0.88までさらに低下し、ジェシー・ガイガー社長が辞任する意向であるとの報道が出ました。このニュースは、約23%という2度目の、より深刻な株価下落を引き起こしました。現在、複数の法律事務所が投資家向けにアラートを発令しています。
この下落により、株価は年初来の安値を更新しており、進行中の法的手続きは大きな逆風となっています。2025年4月22日から2026年2月9日の間にMedpaceの普通株を購入した投資家は、2026年6月8日まで、この訴訟の筆頭原告としての選任を申し立てることができます。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資勧誘を目的としたものではありません。