主なポイント:
- マッコーリーは、サンアート・リテール (06808.HK) の目標株価を 1.7 港ドルから 1.3 港ドルへと 24% 引き下げました。
- 同行は、2027 年度および 2028 年度の 1 株当たり利益(EPS)予想を、それぞれ 87% および 45% 大幅に下方修正しました。
- 今回の下方修正は、オフライン小売事業の慢性的な不振により、売上高が前年比 10.6% 減少したことを受けたものです。
主なポイント:

マッコーリーは、オフライン事業が収益と売上成長の持続的な足かせになっているとして、サンアート・リテール (06808.HK) の目標株価を 24% 引き下げ、1.30 港ドルとしました。
マッコーリーのレポートは、「オフライン小売は依然としてサンアート・リテールの既存店売上高成長率 (SSSG) および収益の主な足かせとなっている」と指摘しています。同行は、同社には強力な成長ドライバーが欠けており、収益の回復はコスト削減にかかっていると考えています。
今回の格下げは、3月に終了した2026年度下半期の軟調な決算が引き金となりました。サンアートは1億9,600万人民元の純損失を記録し、総売上高は前年同期比で 10.6% 減少しました。実質的な既存店売上高は期間中に 10.3% 下落し、客数と平均購入額の低下を反映しました。マッコーリーは、2027年度および2028年度の1株当たり利益予想を、それぞれ 87% および 45% 大幅に削減しました。
大幅な下方修正にもかかわらず、マッコーリーは 12% という魅力的な配当利回りを理由に、同銘柄の投資判断「ニュートラル(中立)」を維持しました。同行は、同社が損益分岐点を目指す中で、2027年度の収益は1桁台前半の減少になると予測しています。美団(Meituan)や餓了麼(Ele.me)との提携によりオンライン事業は堅調を維持していますが、中核事業の見通しは不透明なままです。
予測の深刻な引き下げは、サンアートの伝統的なハイパーマーケットが直面している深い課題を浮き彫りにしています。投資家は、次回の通期決算発表時に、コスト削減策が収益を安定させることができるかどうかの証拠を注視することになるでしょう。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資勧誘を目的としたものではありません。