主なポイント:
- マッコーリーは百度(BIDU-SW)の目標株価をHKD169からHKD181に引き上げ、アウトパフォームを維持。
- 昆侖芯のIPOでは、480億米ドルの評価額が付与され、大きな価値が顕在化する可能性。
- AI関連事業は現在、百度の総収益の半分以上を占めている。
主なポイント:

マッコーリーは百度(BIDU)の目標株価をHKD181に引き上げ、昆侖芯(Kunlunxin)のIPO(新規株式公開)が大きな価値を解放すると予想している。
「百度は、チップ、クラウドインフラ、大規模言語モデル、アプリケーションをカバーする統合AIソリューションを提供することで、国内のインターネット同業他社との差別化をますます進めている」とマッコーリーは、米国とカナダでノンディール・ロードショーを実施した後のノートで述べた。
同証券会社は、香港上場株の目標株価をHKD169からHKD181に、米国株の目標株価をUSD166からUSD177にそれぞれ引き上げ、アウトパフォーム(業界平均を上回る)評価を維持した。ロードショーの中で百度の経営陣は、AI関連事業が現在グループ収益の半分以上を占めていると説明した。急速に成長するインフラ事業は、従来の検索事業からの圧力を徐々に相殺すると見込まれている。
マッコーリーは昆侖芯の評価額を約480億米ドルと設定し、2026年度の収益は前年比で2倍以上の約85億元に達すると予測している。百度が保有する59%の株式は、パーツ別評価(SOTP)で1株あたり82.5米ドルに相当する。IPOは上場後に大きな価値を解放すると期待されている。
今回の目標株価引き上げは、昆侖芯の上場により百度のAIポートフォリオに内在する価値が表面化するとのマッコーリーの確信を示している。投資家は、IPO申請の詳細と価格レンジを次の重要な触媒として注視することになる。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資助言を構成するものではありません。