主なポイント:
- 洛詩(山東)ロボティクスグループが6月24日に香港取引所の上場審査を通過
- 同社は案件規模、価格帯、上場日を開示せず
- 香港IPOの調達総額は今年430億ドル超えの見通し
主なポイント:

洛詩(山東)ロボティクスグループ(LuoShi Robotics Group Co.)は24日、香港取引所(HKEX)の上場審査を通過した。中国のハードウェア企業がオフショア資金調達を競う中、同市場は6年ぶりの活況を呈している。
リバモア証券のデータによると、同社はHKEXのウェブサイトに上場審査後の資料を更新し、上場申請が取引所の審査を通過したことを確認した。ロシュは提出書類において、想定される案件規模、公開価格帯、上場日を開示していない。
ブルームバーグ・インテリジェンスによると、今年の香港IPO市場の総調達額は430億ドルを超え、6年ぶりの高水準となる見通し。6月単月では2026年のどの月よりも多くの新規株式公開が行われる見込みで、これは企業が月末までに投資家から注文を受け付けなければ財務諸表を再提出しなければならないという規制上の期限が追い風となっている。
山東省に拠点を置くロシュ・ロボティクスは、製造業の自動化向けに産業用ロボットと協働ロボットを開発している。同社の上場は、ニューヨーク上場への道が狭まる中、香港での上場を目指す中国のテクノロジー企業の増加に拍車をかける。AI開発企業の智譜(Zhipu)は同市での数十億ドル規模の株式売却を検討しており、Appleのサプライヤーである立訊精密(Luxshare Precision)と領益智造(Lingyi iTech)も今週、香港で資金調達に動いている。
この価格設定により、ロシュの企業価値は、深セン上場の埃斯頓自動化(Estun Automation)や2023年末に香港上場した優必選科技(UBTech Robotics)などのロボット同業他社と投資家が比較することになる。初日の取引は、まだ大規模な需要が証明されていない市場で150社以上がしのぎを削る中国のロボットセクターに対する機関投資家の関心を試すこととなる。
※本記事は情報提供のみを目的としており、投資助言を構成するものではありません。