主なポイント
- ロウズ(Lowe's)の第1四半期の調整後希薄化後1株当たり利益(EPS)は3.03ドルとなり、Zacksのコンセンサス予想である2.96ドルを上回りました。
- 既存店売上高は0.6%増加し、アナリスト予想の0.5%増をわずかに上回りました。
- プロ向け顧客部門の好調が、DIY支出の継続的な低迷を補いました。
- このホームセンター大手は、2026年度通期の財務見通しを据え置きました。
主なポイント

ロウズ・カンパニーズ(NYSE: LOW)が発表した第1四半期の調整後利益は、1株当たり3.03ドルとなり、プロ向けサービス部門の成長が消費者の裁量的支出の継続的な低迷を補ったことで、アナリスト予想を上回りました。
同社の広報担当者は決算発表の中で、「サービス能力と在庫への投資に支えられ、当社のプロ向け事業(Pro business)は好調な結果を残しました。小規模な維持管理や修理プロジェクトに対する底堅い需要が続いています」と述べています。
このホームセンター大手の業績は、1株当たり利益2.96ドルを見込んでいたZacksのコンセンサス予想を上回る結果となりました。2026年5月1日に終了した当四半期の既存店売上高は0.6%増加し、アナリストが予測していた0.5%増も上回りました。しかし、GAAPベースの希薄化後1株当たり利益は、前年同期の2.92ドルから2.90ドルへとわずかに減少しました。
ロウズの株価は時間外取引で注目を集めました。同社が2026年度通期のガイダンスを据え置いたことは、高い住宅ローン金利と低い住宅流動性を特徴とする困難な住宅市場を乗り切る経営陣の自信の表れとして、株価を支える可能性があります。
ロウズの第1四半期の業績は、プロの請負業者との継続的な勢いによって牽引されました。同社はプロ向けエコシステムに多額の投資を行っており、カスタマイズされたデジタルツール、現場配送、製品ラインナップの拡充を展開してきました。この戦略は、大規模なDIYリフォームの広範な市場が依然として低迷している中で、中小規模のプロ顧客からの計画的な支出を取り込むことに成功しているようです。
対照的に、高額な裁量的商品の需要は引き続き遅れています。経営陣は、住宅所有者が大規模なリフォームを延期し、代わりに不可欠なメンテナンスや小規模なプロジェクトに集中しているため、消費者の行動が慎重になっていると指摘しました。この傾向は、消費者が価値を求める中でホームカテゴリーの好調を記録した競合他社のロス・ストアーズ(NASDAQ: ROST)でも見られました。
通期のガイダンスを再確認することで、ロウズは現在の傾向が安定して推移すると予想していることを示唆しました。在庫や労働生産性を管理するためにAIや自動化を活用し、業務効率に注力していることが、この自信に寄与していると考えられます。
今回の結果は、必要な住宅メンテナンスの需要が耐久性のある支出カテゴリーとして残っており、住宅市場の減速による最悪の影響からロウズを守っていることを示唆しています。投資家は、プロ向け部門が消費者主導のプロジェクトの減速を補い続けられるかどうかを確認するため、次回の決算発表に注目することになるでしょう。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資勧誘を目的としたものではありません。