主なポイント:
- 純利益は3億3,700万ドル(1株当たり1.63ドル)に減少し、前年同期の3億7,000万ドル(1株当たり1.74ドル)から低下しました。
- 保険子会社CNAフィナンシャルの利益は、アンダーライティング実績の悪化と責任準備金の積み増しにより23%減少しました。
- ホテルおよびエネルギー・パイプライン事業の利益増加は、保険部門の落ち込みと本社経費の増加を補うには不十分でした。
主なポイント:

ロウズ・コーポレーション(NYSE: L)は、主力保険事業の不振がホスピタリティおよびエネルギー部門の増益を打ち消した結果、第1四半期の純利益が9%減の3億3,700万ドルになったと発表しました。
ロウズ・コーポレーションの声明によると、この減益は「主に保険子会社であるCNAフィナンシャルにおける基礎的なアンダーライティング実績の低下と、前年度の純損失準備金の不利な進展によるもの」とのことです。
この決算を受け、同社の株価は約4%下落しました。市場全体が堅調な中で、同社最大のセグメントが苦戦していることが示されました。この業績は、損害保険サイクルに対するロウズの感応度の高さを浮き彫りにしています。
減益の主な要因はCNAフィナンシャルで、ロウズに帰属する純利益は前年同期の2億5,200万ドルから1億9,400万ドルに減少しました。保険会社のコンバインド・レシオは3.8ポイント悪化して102.2%となり、アンダーライティング赤字を示しました。ロウズは、損失コストの傾向上昇や、専門職業賠償責任保険および超過賠償責任保険における不利な進展を主な要因として挙げています。
対照的に、ロウズの他の主要セグメントは好調でした。ボードウォーク・パイプラインの純利益は、ガス輸送および貯蔵料金の引き上げの恩恵を受け、1億5,200万ドルから1億5,900万ドルに増加しました。ロウズ・ホテルは、ユニバーサル・オーランド・リゾートとの合弁事業の好調に支えられ、純利益が前年同期の100万ドル未満から2,600万ドルへと大幅に急増しました。
コーポレート部門の純損失は、投資収益の減少と利息費用の増加により、2025年第1四半期の3,400万ドルの損失から4,200万ドルの損失へと拡大しました。当四半期中、ロウズは30万株の普通株式を総額3,100万ドルで買い戻しました。
主力保険部門による予想下振れは、損害保険の価格設定が改善されない場合、ロウズが逆風に直面する可能性を示唆しています。投資家は、準備金の問題が一過性のものか継続的な傾向であるかを確認するため、次四半期のCNAの業績を注視することになるでしょう。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資勧誘を目的としたものではありません。