要点:
- シンガポールの商業施設の56%の持ち分を2億5,000万シンガポールドルで売却することを発表しました。
- この取引は、2023年の取得価格に対して45%のプレミアムとなります。
- BofA証券は、2026年第2四半期の完了後、売却益が自社株買いに充てられると予想しています。
要点:

領展(リンクREIT)は、シンガポールの商業施設「Swing By@Thomson Plaza」の56%の持ち分を2億5,000万シンガポールドルで売却することに合意しました。この取引は、わずか昨年の取得価格に対して45%ものプレミアムがつくことになります。
BofA証券はリサーチレポートの中で、「2026年第2四半期に取引が完了した後、売却益の大部分が自社株買いに充てられると予想している」と述べ、同投資信託の「買い」評価を再確認しました。
同証券の推計によると、この取引は3.7%という魅力的な初回利回りを示唆しており、物件の簿価に対して23%のプレミアムがついた価格設定となっています。取引は2026年第2四半期に完了する予定です。
大幅なプレミアムでの資産売却は、リンクREITのバランスシートを強化し、経営陣の資本リサイクル能力の高さを示しています。売却益を自社株買いに充てることで、1口当たり利益が向上し、投資口価格の下支えとなる可能性があり、REITの現在のバリュエーションに対する自信を反映しています。
BofA証券は、香港の非必需品小売セクターにおける逆風は投資口価格に概ね織り込み済みであるとし、目標価格44ドルを維持しました。同行は、リンクREITのテナント売上高が2025年第4四半期に安定化の兆しを見せ始め、2026年1〜2月の底堅い業界動向がさらなる追い風となっていると指摘しました。
2027年の予想配当利回り6.6%に基づき、BofA証券は、リンクREITが同社がカバーする香港の不動産会社の中で最高の利回りを提供していると強調しました。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資勧誘を目的としたものではありません。