主なポイント:
- 来福ハーモニック、IPO価格を1株当たり77~85.5香港ドルに設定
- 10基盤投資家が合計約3億7500万元をコミット
- 純調達額10億香港ドルを生産能力拡大と研究開発に充当
主なポイント:

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ロボット用高調波減速機メーカーの来福ハーモニック(03952.HK)は月曜日、香港での新規株式公開(IPO)を開始し、10の基盤投資家が支援する今回の取引で最高11.5億香港ドル(1億4700万ドル)を調達する方針だ。
「IPOにより生産能力の拡大を加速し、精密伝動部品市場における当社の地位を強化する」と同社は上場目論見書で述べている。
同社は世界で1344万株のH株を公募し、その5%を香港の個人投資家向け、95%を国際機関投資家向けに割り当てる。募集価格は1株当たり77~85.5香港ドルで、最低投資単位(ボードロット)は100株、最低申込金額は約8636香港ドルとなる。申込期間は木曜日までで、取引は6月30日にメインボードで開始される見通し。CMBIが単独主幹事を務める。
今回のIPOには、オークツリー、ミンシャン・キャピタル、ハーベスト・インターナショナル、CDHグローバル、イーファンド、ユーラス・ホールディングス、チンチー・キャピタル、ドリーミーHKファンド、ファクトリアル・マスターファンド、オアシスファンドの10の基盤投資家が参加し、合計で約3億7500万元(5200万ドル)相当の株式を引き受ける。想定発行価格の中間値である1株当たり81.25香港ドルに基づくと、純調達額は約10億香港ドルと見積もられる。
調達資金のうち55%を生産設備の拡充(設備購入や人員採用を含む)、20%を製品ポートフォリオ拡充のための研究開発、10%を戦略的投資または買収、5%を海外販売網の拡大、残りの10%を運転資金および一般企業目的に充当する計画だ。
この価格設定により、来福ハーモニックの企業価値は中間値で約54億香港ドルとなる。同社は中国製造業におけるオートメーション部品への需要拡大を取り込む形だ。6月30日の初日取引は、香港の回復途上にあるIPO市場において、ニッチな産業技術セクターに対する機関投資家の関心を試すことになる。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資助言を構成するものではない。