決算発表遅延とSEC調査によりKD株が55%急落
ITサービスプロバイダーであるKyndryl Holdings(NYSE: KD)の株式は、2026年2月9日、重大な内部混乱が明らかになった後、その価値の半分以上を失いました。株価は55%、つまり1株あたり12.90ドル急落し、前日の23.49ドルから10.59ドルで取引を終えました。この売却は、同社が発表予定だった2026会計年度第3四半期の財務諸表の発表を延期すると発表したことによって引き起こされました。
Kyndrylは、この遅延を、現金管理慣行と調整後フリーキャッシュフロー指標の計算に焦点を当てた内部会計監査に起因するとしました。この監査は、同社が米国証券取引委員会(SEC)から文書要求を受け取った後に開始されました。この開示と同時に、Kyndrylは最高財務責任者と法務顧問の即時辞任を発表し、その財務ガバナンスにおける根深い問題を示唆しました。
2024年8月以降の財務報告の虚偽記載を主張する詐欺訴訟
株価暴落を受け、Bleichmar Fonti & Auld LLPやRosen Law Firmを含む複数の法律事務所が、Kyndrylとその上級幹部を相手取って集団訴訟を提起しました。ニューヨーク東部地区の米国地方裁判所に提出されたこれらの訴訟は、同社が投資家に対して虚偽かつ誤解を招く声明を行い、財務状況に関する重要な情報を開示しなかったと主張しています。
訴状は具体的に、Kyndrylが2024年8月7日から2026年2月9日の間に財務諸表を虚偽表示し、内部統制が不十分であったと主張しています。提出された書類によると、同社は2025会計年度および2026会計年度の最初の3四半期における内部統制の問題を実質的に過小評価していました。この期間に証券を購入した投資家は、本件の主要原告として行動するための申し立てを2026年4月13日までに提出する必要があります。