Key Takeaways
- 西部証券は、2025年の堅調な決算とAI商用化の加速を理由に、快手(クアイショウ)の「買い」評価を継続しました。
- 同社の可霊(Keling)AI部門は、2026年1月時点で年間換算収益ランレートが3億ドルを突破しました。
- 快手の取締役会は現在、可霊AI事業の再編および外部資金調達の可能性を検討しています。
Key Takeaways

快手科技(クアイショウ・テクノロジー、01024)について、西部証券は「買い」評価を継続しました。この短編動画プラットフォーム企業は、着実なユーザー成長と人工知能製品の急速な収益化を背景に、2025年の純利益が21%増加したと発表しました。
同証券のアナリストは、生成AIアプリケーションが同社に新たな成長をもたらすと予想されるとし、動画生成モデル「可霊(Keling)」の急速な商用化を挙げました。快手の取締役会は5月12日、外部資金の調達を伴う可能性がある可霊AI事業の再編を検討していると発表しました。
2025年通期で、快手は前年比13%増の1,427.8億元の売上高を報告し、純利益は21%増の186.2億元となりました。第4四半期は収益性が加速し、純利益は前年同期比32%増の52.3億元に達しました。
同社の可霊AI事業は、投資家にとって重要な注目点となっています。同部門は2025年第4四半期に3.4億元の収益を上げ、2026年1月時点で、年間換算収益ランレートは3億ドルを超えました。西部証券は、快手のAI搭載マーケティングソリューションがクライアントのコンバージョン効率を効果的に改善したと指摘しています。
AI分野の成長は、快手のコア事業の堅調なパフォーマンスを補完しています。第4四半期、1日あたりのアクティブユーザー数(DAU)は1.7%増の4.08億人に達し、電子商取引の総流通額(GMV)は12.9%増の5,218億元となりました。
可霊AI資産の個別評価の可能性は、株価の重要なカタリストとなります。再編やスピンオフが行われれば、市場は高成長のAIセグメントを成熟したソーシャルメディア事業とは別に、より適切に価格設定できるようになります。投資家は、AI事業の戦略的レビューに関する取締役会からのさらなる発表を注視することになるでしょう。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資勧誘を構成するものではありません。