主なポイント:
- カザフスタン国営鉄道会社が香港IPOを申請。
- 売上高は前年比27.41%増の56億5000万ドル。
- 利益は7億1800万ドルに倍増。
主なポイント:

カザフスタン・テミル・ジョリ(KTZ)は、国営鉄道事業者として香港証券取引所に上場申請書を提出し、前年比27.41%増の56億5000万ドルの売上高を計上した。
予備目論見書によると、同社の売上総利益率は30.2%で、前年から5.1ポイント上昇。年間利益は7億1800万ドルに達し、前年の2倍以上となった。
KTZはカザフスタンのソブリン・ウェルス・ファンドであるサムルク・カズィナが全額出資し、国内の幹線鉄道網を運営するとともに、カザフスタン最大の機関車・鉄道車両群を保有している。中国国際金融(CICC)が本上場の単独スポンサーを務める。
同社は申請書において、想定される公開価格、取引規模、上場予定日を開示していなかった。また、コーナーストーン投資家や上場同業他社とのバリュエーション比較についても未発表である。
今回の香港IPOにより、国際投資家はカザフスタンの運輸インフラに直接エクスポージャーを得ることができる。カザフスタンは中国の「一帯一路」構想においてアジアと欧州を結ぶ重要な連結点である。プライシング条件とバリュエーションは、同社が取引開始に向けて目論見書を更新する際に注目されるだろう。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資助言を構成するものではない。