主なポイント:
- Krakenは7月6日、BittensorのTAOトークンのスポット取引を追加した。
- TAOは約211ドルで取引されており、半減期後も循環供給量の67%がステーキングされている。
- 今回の上場は、Krakenが7つのTAOサブネットプロジェクトをロードマップに追加したことに続く。
主なポイント:

KrakenはBittensorのTAOトークンのスポット取引を追加し、211ドルで取引される分散型AI資産に規制対象の取引所を提供した。AIトークンの上場が加速する中での動きとなる。
CoinGeckoのデータによると、TAOは約211.39ドルで取引されており、過去24時間で約1%下落、取引高は11%減少している。同トークンは7月初旬に195ドル近辺をテストした後、より高い安値をつけており、TradingViewのデータではMACDヒストグラムが1.2でプラスに転じ、RSIは44.02に上昇している。
Krakenは7月6日、スポットプラットフォームへの上場により、TAOが米国以外の同社のグローバルユーザーベースにアクセスできるようになると発表した。Krakenは以前、7つのTAOサブネットプロジェクトを上場ロードマップに追加し、Bittensorのネットワーク容量を128から256のサブネットスロットに倍増させている。
Bittensorのネットワークデータによると、ネットワークの半減期イベント後も、循環供給量の約67%がステーキングされたままであり、公開市場で利用可能なトークンが減少している。Alchemy PayもTAOのフィアット・オンランプサポートを追加し、対象地域のユーザーが銀行振込やクレジットカードを通じて直接トークンを購入できるようにした。
GrayscaleとBitwiseはともに4月にスポットTAO上場投資信託(ETF)の申請を行い、SECは2026年8月までに判断する見通しである。承認されれば、機関投資家向け資本の規制された経路が開かれる一方、拒否または遅延すれば短期的な需要は冷え込む可能性がある。
今回のKraken上場は、AIトークン上場を巡る取引所間の競争が激化する中、TAOに規制された取引所を提供するものだ。CoinbaseとBinanceも今年、AIトークン提供を拡大しており、BinanceはbStocksを追加、Coinbaseは6月にトークン化株式を上場している。TAO保有者にとって、Kraken上場は分散型取引所から資産を移すことなく直接スポット取引にアクセスできることを意味し、流動性の向上とトークンのスプレッド縮小につながる可能性がある。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資助言を構成するものではない。