主なポイント:
- 1株当たりFFO:0.91ドル(予想:0.88ドル)
- 純損失:1,900万ドルの純損失を計上。前年同期の3,900万ドルの純利益から赤字転落。
- 資産売却:ハリウッドのマンションタワー2棟を含む、年初来3億5,000万ドルの物件を売却。
主なポイント:

キロイ・リアルティ(Kilroy Realty Corp.、KRC)は、第1四半期のFFO(事業キャッシュフロー)が1株当たり0.91ドルであったと発表し、Zacksコンセンサス予想の0.88ドルを上回りました。
キロイ・リアルティの最高経営責任者(CEO)アンジェラ・アマン氏は声明で、「当社は資本配分の面で活発な動きを維持しており、年初来で約3億5,000万ドルの非中核および非戦略的物件を売却する一方、債務の返済や機動的な自己株式買いに資本を慎重に配分しました」と述べました。
今回の不動産投資信託(REIT)によるFFOの予想上振れは、前年同期の1株当たり1.02ドルからは減少したものの、達成されました。同社はまた、3月31日に終了した四半期に1,900万ドルの純損失を計上しており、これは前年同期の3,900万ドルの純利益から大きく悪化しています。
今回の業績は、キロイが大規模な資本リサイクル・プログラムを継続している中で発表されました。同社は4月、ハリウッドのマンションタワー「Columbia Square Living」と「Jardine」を、総額2億200万ドルで売却したと発表しました。また、オフィスビルの「Del Mar Tech Center」を2,100万ドルで売却しました。
これらの取引により、キロイの年初来の資産処分総額は約3億5,000万ドルに達しました。売却は、非中核資産を売却し、その資本を負債の返済や自己株式買いに再投資するという広範な戦略の一環です。これらの売却後、同REITが南カリフォルニアに保有する集合住宅物件は、サンディエゴにある2件のみとなります。同社は、次四半期の業績見通しを開示しませんでした。
FFOの予想上振れは、予想を上回る営業パフォーマンスを示していますが、純損失はより広範な課題を反映しています。投資家は、今後の財務報告において、最近の売却による資金の使途の詳細を注視することになるでしょう。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資勧誘を目的としたものではありません。