主なポイント:
- KB Laminates株は63.35HKドルの最高値を付け、終値は9.47%高
- シティは目標株価を80HKドルに引き上げ、2026年上半期の純利益が前年比273%急増と予想
- 粗利益率は過去最高の34%を超え、2028年までに37.3%に達する見通し
主なポイント:

KB Laminates(01888.HK)の株価は火曜日、9.47%高の61.25HKドルで終了し、63.35HKドルの最高値を記録した。シティが目標株価を従来の76HKドルから80HKドルに引き上げ、買い推奨を継続したことを受けたもので、7月中旬に強力な上半期利益警告が出るとの見方を示している。
「同社は通常、業績が前年同期比30%以上の成長を記録した場合、決算発表の約1カ月前にポジティブな利益警告を発表する」とシティのリサーチレポートは述べている。同証券はKB Laminatesが2026年上半期に34億8000万HKドルの純利益を計上し、前年同期比273%の急増となり、2025年通期の純利益24億9000万HKドルを上回ると予想している。
シティによると、売上高は前年同期比74%増の166億HKドル、純利益率は2025年上半期の9.7%から20.9%へと2倍以上に拡大する見通し。この強力なオペレーティングレバレッジは、電子ガラスクロスの平均販売価格が年初来60%から95%上昇したことに加え、FR4銅張積層板(CCL)の平均販売価格が2025年の1枚110人民元から現在180~190人民元へと60%以上急騰したことが要因。
シティは2026年から2028年までの利益予想を6%から18%引き上げた。これは、上流の電子ガラスクロス価格のインフレが予想以上に強く、6月末までに銅張積層板のさらなる値上げを促すと見込まれるため。同証券は粗利益率が上昇サイクルに入り、2026年に33.7%、2027年に35.6%、2028年に37.3%に達し、2021年の過去最高水準である約34%を超えると予測している。
株価は火曜日に4.74%高で寄り付き、3773万8000株、取引高23億1900万HKドルを記録。月曜日の終値時点で、空売りは5億4645万HKドル、回転率の11.34%を占めた。
この好業績モメンタムは、KB Laminatesが銅張積層板の価格サイクルの恩恵を最大限に享受していることを示しており、2026年上半期の利益だけで前年通期を上回る見通しだ。投資家は7月中旬の公式な利益警告と、その後の期中決算で製品セグメント別の最新の粗利益率ガイダンスに注目することになる。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資助言を構成するものではない。