- Zacksが収益予想の下方修正を理由に「強い売り」の格付けを出し、KB Homeの株価は5.87%下落しました。
- 国債利回りの上昇により住宅建設セクター全体が下落し、LGI Homesも約7%下落しました。
- アナリストは、過去30日間でKB Homeの今会計年度の収益予想を11.9%引き下げ、前年比52%の減少を予測しています。
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KB Home (NYSE: KBH) の株価は、格下げと金利上昇によるセクター全体の逆風を受けて、火曜日に5.87%下落し、48.42ドルで取引を終えました。
Zacks Investment Researchは、収益予想のマイナス修正を理由に、同社の格付けを「Zacksランク#5(強い売り)」に引き下げました。同社のレポートは、「企業の収益予想が上がれば、その株式の公正価値も上がる。実証的な研究により、収益予想修正の傾向と短期的な株価の動きの間には強い相関関係があることが示されている」と指摘しています。
アナリストは、過去30日間でKB Homeの今会計年度のコンセンサス収益予想を11.9%下方修正して1株当たり3.13ドルとしました。これは前年比52%の減少となります。この格下げは、住宅建設セクター全体が米国債利回りの急騰による圧力に直面している中で行われました。利回りの上昇は住宅ローン金利を押し上げ、買い手需要をさらに冷え込ませる恐れがあります。同業のLGI Homes (NASDAQ: LGIH) も同日に6.9%下落しました。
この売りは、金利上昇と投入コストの増加が利益率を浸食し、脆弱な住宅市場の回復を阻害することへの投資家の懸念を反映しています。全米住宅建設業者協会(NAHB)の信頼感指数は4月に34まで低下し、9月以来の低水準となりました。これは、最新の金利急騰以前から業界に負担がかかっていたことを示しています。
同株の下落は、マクロ経済への懸念を背景とした住宅建設業者の広範な低迷の一部でした。中東での緊張再燃により米国債利回りが9カ月ぶりの高水準付近まで押し戻され、住宅ローンの値ごろ感に直接的な影響を与えました。KB Homeのような建設業者にとって、これは二重の打撃となります。原油価格の上昇も物流コストや材料コストを押し上げるためです。
アナリストの弱気な見通しにもかかわらず、KB Homeには株主に資本を還元してきた実績があります。同社は1株当たり0.25ドルの四半期配当を支払っており、予想年間利回りは約2.1%です。また、過去5年間で1株当たり利益を年平均11%成長させてきましたが、今年度の予想はその傾向の急激な反転を示唆しています。
投資家にとっての鍵となる疑問は、現在の逆風が市場の短期的な過剰反応なのか、それとも住宅市場の根本的な変化なのかということです。LGI Homesが最近、好調な決算発表と販売残高の前年比62.6%増を報告した一方で、KB Homeの直近のレポートでは売上高が前年比22.6%減となりました。
格下げによりKB Homeの株価は1カ月以上ぶりの低水準となり、テクニカルなサポートラインを試す展開となっています。投資家は、安定の兆しを求めて、次に発表される住宅着工許可件数や建設業者信頼感指数のデータを注視することになるでしょう。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資勧誘を構成するものではありません。