要点:
- JPモルガンはASMPTの投資判断「オーバーウェイト」を継続し、目標株価を175香港ドルに引き上げました。
- 同行は今期および来期の1株当たり利益(EPS)予想を、それぞれ35%と21%上方修正しました。
- この強気な修正は、同社の先進パッケージングおよびサーバー・ソリューションに対する強力なAI主導の需要に基づいています。
要点:

JPモルガン・チェース・アンド・カンパニーは、半導体製造装置メーカーのASMPT Ltd.に対し、投資判断「オーバーウェイト」を継続し、人工知能(AI)による予想を上回る業績を理由に目標株価を175香港ドルに引き上げました。
同行のリポートでは、ASMPTの第1四半期決算と第2四半期の業績見通し(ガイダンス)が予想を上回ったことが強調されています。これは、半導体および表面実装技術(SMT)部門の好調な収益と、売上高総利益率の改善によるものです。
好調な業績を受け、JPモルガンはASMPTの今期の1株当たり利益(EPS)予想を35%、来期の予想を21%引き上げました。新たな175香港ドルの目標株価は、同社の短期的な成長軌道に対する強い自信の表れです。
このポジティブな修正の根底には、AIインフラ需要の急増があり、これが先進パッケージングやAIサーバー・ハードウェアの成長を後押ししています。この傾向は、エヌビディア(Nvidia)やインテル(Intel)といった巨頭が覇権を争う半導体サプライチェーンにおいて、不可欠な技術を提供するASMPTのような企業に恩恵をもたらしています。
大手金融機関によるこの格上げは、半導体セクター全体の力強い成長ストーリーを裏付けるものです。業界には依然としてサイクル(景気循環)が存在するものの、現在のAI開発の波はサプライチェーン全体の企業を押し上げる強力な需要を生み出しています。先進パッケージングにおけるASMPTの地位は、この成長を取り込む上での主要な優位性と見なされています。
この見通しは、AI関連のハードウェア市場が依然として堅調であることを示唆しています。投資家は、ASMPTがこの勢いを維持し、AI構築による持続的な需要を収益化できるかどうかを確認するため、次回の決算発表に注目することになるでしょう。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資勧誘を目的としたものではありません。