- JPモルガンは、テスラの2026年第1四半期の1株当たり利益予想を0.43ドルから0.30ドルへと30%引き下げました。
- 同社はまた、第1四半期の納車台数が予想を下回ったことを理由に、2026年および2027年の通期EPS予想も下方修正しました。
- アナリストのライアン・ブリンクマン氏は、現在水準から60%の下落を示唆する145ドルの目標株価を据え置きました。
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JPモルガンは、電気自動車メーカーであるテスラ社の第1四半期の納車台数が失望的な結果に終わったことを受け、同社の収益予想を大幅に引き下げ、株価に重大な下落リスクがあると警告しました。
アナリストのライアン・ブリンクマン氏は4月6日付のノートで、「我々は依然として、TSLA株が2026年12月の目標株価145ドルに対し最大60%の下落余地があると考えており、投資家には同銘柄に対して引き続き非常に慎重であるよう助言する」と記しました。
同ノートによると、同行は2026年第1四半期の1株当たり利益予想を0.43ドルから0.30ドルに引き下げました。また、2026年通期の予想を2.00ドルから1.80ドルに、2027年の予測を2.45ドルから2.25ドルにそれぞれ下方修正しました。これらの引き下げは、テスラが先日発表した第1四半期の納車台数が予想を下回ったことを受けたものです。
ブリンクマン氏は、上昇を続けるテスラの株価と、今後10年間の残りの期間に向けて急激に低下しているコンセンサス利益予想との間の乖離を強調しました。同氏は、株価に織り込まれた高い期待を考慮し、投資家は「実行リスクと貨幣の時間価値」に留意すべきだと助言しました。今回の下方修正は、短期的な生産と収益性に関するモルガン・スタンレーやドイツ銀行などのアナリストによる懸念の声に拍車をかける形となりました。
JPモルガンのような大手銀行による予想引き下げは、テスラ株への売り圧力を強める可能性があります。投資家は、利益率や年内の生産見通しの詳細を確認するため、4月23日に発表される同社の公式な第1四半期決算報告を注視することになります。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資助言を構成するものではありません。