主なポイント:
- JPモルガンは、仮想通貨取引所の収益見通しの不確実性が高まったとして、Hashkey Holdingsの投資判断を「オーバーウェイト」から「ニュートラル」に引き下げました。
- 同行は同社株の目標株価を、1株あたり9 港元から5 港元へと44%引き下げました。
- この引き下げは、粗利益率の低下と、2026年に向けた仮想通貨市場のセンチメント悪化への懸念を反映したものです。
主なポイント:

JPモルガン・チェース(JPMorgan Chase & Co.)は、Hashkey Holdings(03887)の投資判断を「オーバーウェイト」から「ニュートラル」に引き下げ、香港上場の仮想通貨取引所である同社の目標株価を9 港元から5 港元へと44%引き下げました。
3月31日に公開されたリサーチノートによると、この動きは、同行がHashkeyの2025年下半期決算を「まちまち」と表現したことを受けたものです。取引所の取引高と市場シェアは予想を上回ったものの、全体の収益はJPモルガンの予測を6%下回りました。
JPモルガンは、Hashkeyの粗利益率が低下しており、2026年上半期まで比較的低い水準に留まるとの予想を強調しました。年初からの仮想通貨市場のセンチメント悪化を理由に、同行はHashkeyの2026年と2027年の収益予測をそれぞれ19%と21%引き下げました。これは、アナリストによる修正が相次いでいる米国拠点の取引所コインベース(Coinbase)のパフォーマンスとは対照的です。
報告書は、「HashKeyの強力な市場リーダーシップと香港での拡大計画にもかかわらず、不透明な収益見通しにより株価は圧力を受けると予想される」と述べています。JPモルガンは、現在のリスク回避環境において、ハイベータで赤字の企業に対する投資家意欲が減退しており、このセンチメントはバイナンス(Binance)などの他のプレーヤーにも影響を与える可能性があると指摘しました。
この記事は情報提供のみを目的としており、投資アドバイスを構成するものではありません。