アイアン・マウンテン(NYSE: IRM)は、2026年通期の売上高予測を2億ドル引き上げました。これは、世界的な人工知能(AI)の構築が同社のデータセンター容量に対する記録的な需要を呼び込み、大きな財務的利益につながっていることを示しています。この発表を受け、同社の株価は時間外取引で堅調に推移しました。
アイアン・マウンテンの社長兼CEOであるウィリアム・L・ミーニー氏は声明で次のように述べています。「当社のビジネスは、データセンター、ALM、デジタルといった成長事業における卓越したパフォーマンスと、収益性の高い物理的な記録保管事業の持続的な成長に支えられ、大きな勢いを見せています。今後24か月間に稼働および利用可能となる400メガワットのデータセンター容量に対し、当社のパイプラインの勢いはさらに増しています。」
同不動産投資信託(REIT)は現在、通期売上高が前回の予測(76.3億~77.8億ドル)から大幅に増加し、78.3億ドルから79.3億ドルの間になると予想しています。REITの重要指標である調整後運営キャッシュフロー(AFFO)は、1株当たり5.79ドルから5.86ドルの間になると予測されています。この見通しの引き上げは、売上高が市場予想の18.6億ドルを上回る19.4億ドルに達し、AFFOがアナリスト予想の1.26ドルを大きく上回る1.43ドルに達した好調な第1四半期の実績に裏打ちされたものです。
この結果は、デジタル・インフラ・プロバイダーに対するAIの具体的な影響を浮き彫りにしています。巨大IT企業から一般企業までがAIモデルの開発・導入を競う中、必要とされる膨大な計算能力を処理できる専門のデータセンターへの需要が急増しています。この傾向は、アイアン・マウンテンやデジタル・リアルティ(NYSE: DLR)のような競合他社にとって主要な成長ドライバーとなっており、この分野における巨額の設備投資を正当化しています。自信の表れとして、アイアン・マウンテンの取締役会は1株当たり0.864ドルの四半期配当も発表しました。
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