主なポイント
- 法律事務所Bronstein, Gewirtz & Grossmanにより、Immutep Limitedに対し証券詐欺の疑いで集団訴訟が提起されました。
- 訴状によると、同社はTACTI-004第III相がん治療薬治験について投資家を誤解させたとしています。
- 治験が無効性のために中止されると発表された後、Immutepの株価は82.6%下落しました。
- 集団訴訟の対象期間は、2025年3月24日から2026年3月12日までに証券を購入した投資家です。
主なポイント

Immutep Limited(NASDAQ: IMMP)に対し、主要な臨床試験に関して誤解を招く声明を出し、連邦証券法に違反したとして集団訴訟が提起されました。この法的措置は、同社の株価が82.6%暴落したことを受けたものです。
法律事務所Bronstein, Gewirtz & Grossman, LLCによって発表されたこの訴訟は、2025年3月24日から2026年3月12日の間にImmutepの証券を購入した投資家の損害回復を目指しています。訴状は、同社の薬物「eftilagimod alfa」のTACTI-004第III相臨床試験の有効性に関する、虚偽かつ誤解を招く声明に焦点を当てています。
事態は2026年3月13日に表面化しました。Immutepは、治験の独立データモニタリング委員会(IDMC)が、無効性を理由に試験の中止を推奨したと発表しました。このニュースを受けて、Immutepの米国預託証券(ADR)価格は2.28ドル下落し、1 ADRあたり0.48ドルで取引を終えました。
訴訟では、同社が治験の実現可能性に関する不利な事実を隠蔽したと主張しています。別の法律事務所であるFaruqi & Faruqi, LLPも調査を行っており、投資家に対し、主導的原告の地位を求めるための2026年7月6日の期限を通知しました。「無効性」による治験中止は、入手可能なデータから、その薬が主要評価項目を達成する可能性が低いことを示していたことを示唆しています。
急激な株価下落とその後の法的措置は、Immutepにとって大きな打撃であり、同社が多額の制裁金にさらされる可能性があります。投資家にとって、この下落は多大な資産価値を消し去り、今後の法的手続きは損失回復の可能性をめぐって注視されることになるでしょう。
この記事は情報提供のみを目的としており、投資助言を構成するものではありません。