主なポイント
- HSBCは網易(ネットイース)の目標株価を289ドルから265ドルに引き下げましたが、「買い」の格付けは維持しました。
- 同行は2026年から2028年の非GAAP純利益予測を6〜7%引き下げました。
- 2026年上半期は軟調な業績が予想され、成長のカタリストは2026年下半期まで期待できない見通しです。
主なポイント

HSBCグローバル・リサーチは、複数の主要ゲームの予測引き下げと短期的なカタリスト(株価浮揚要因)の欠如を理由に、網易(ネットイース)の香港上場株の目標株価を289ドルから265ドルに引き下げました。
今回の下方修正は、「『逆水寒(Sword of Justice)』、『燕雲十六声(Where Winds Meet)』、およびその他のロングテール・モバイルゲームの予測削減」を反映したものであると、同行はリサーチレポートで述べています。HSBCは同社株の格付け「買い(Buy)」を維持しました。
同行による調整は、ネットイースの米国上場株が年初来で18%下落する中で行われました。HSBCはまた、2026年から2028年の期間の非GAAP純利益予測を6〜7%引き下げました。
レポートは、中国のゲーム大手にとって今後困難な時期が続くことを示唆しており、HSBCは高いベース効果と主要な新作ゲームの発表がないことから、2026年上半期の業績は軟調になると予測しています。
短期的には精彩を欠く見通しですが、HSBCは2026年後半から2027年にかけてネットイースの成長が回復すると予想しています。この回復は、同社の次の重要な成長カタリストとして位置付けられている2つの新作タイトル、「Sea of Remnants」と「Ananta(代号:無限大)」の発売によって牽引される見込みです。
現在のバリュエーションは、セクター全体のデレーティング(評価見直し)と、同社の当面のゲームパイプラインに対する懸念を反映しています。ネットイースの米国株の年初来18%の下落は、投資家の懸念を浮き彫りにしています。
目標株価の引き下げは、HSBCがネットイースの長期的なポテンシャルについては引き続き肯定的であるものの、今後2年間の収益軌道が以前の予想を下回る可能性があることを示唆しています。投資家は、将来の成長指標として「Sea of Remnants」と「Ananta」の開発および発売スケジュールの更新を注視することになるでしょう。
この記事は情報提供のみを目的としており、投資勧誘を構成するものではありません。