Key Takeaways:
- 香港上場のメモリチップ株が急騰し、モンタージュ・テクノロジーは7.20%高で引けました。
- この上昇は、2026年第2四半期のDRAMおよびNANDのコントラクト価格が58%以上上昇するという予測を受けたものです。
- メモリコストの急騰はチップメーカーの収益を押し上げる一方、PCやスマートフォンメーカーの利益率を圧迫する見通しです。
Key Takeaways:

2026年第2四半期に急激な価格上昇が起こるとの新しい業界データが示されたことを受け、月曜日の香港市場でメモリおよびストレージ関連株が上昇しました。モンタージュ・テクノロジー(06809.HK)が上昇を牽引し、7.20%高で引け、ギガデバイス・セミコンダクター(03986.HK)も3.76%値を上げました。
この上昇は市場調査会社TrendForceのレポートが主導したもので、第2四半期のDRAMコントラクト価格が前四半期比で58%から63%上昇すると予測しています。同レポートはまた、NANDフラッシュのコントラクト価格についても四半期ベースで70%から75%の急騰を予測しました。
これは、2026年第1四半期のDRAMコントラクト価格が前四半期比で90%から95%上昇したと報告された、すでに好調だった年初からの流れを引き継ぐものです。第2四半期の急騰は価格上昇の勢いが加速していることを示唆しており、生産者にとっては大幅な収益増が確実視されます。香港市場の動きはアジアの半導体セクター全体の強さを反映したもので、上海総合指数が0.5%上昇する一方、USD/CNH為替レートは7.25前後で安定しました。
メモリ価格の持続的な急騰は、モンタージュやギガデバイスといったメモリメーカーの収益と利益率を大幅に押し上げると予想されます。しかし、一方で主要なPCやスマートフォンメーカーを含む川下の電子機器プロデューサーにとってはコスト面での逆風となり、収益性に影響を与えたり、コストを消費者に転嫁せざるを得なくなったりする可能性があります。
ハンセンテック指数はまちまちの結果となりましたが、これは投資家がメモリ価格の上昇サイクルから直接利益を得る立場にある企業を特定してターゲットにしていることを示しています。TrendForceによる強気の見通しは、同セクターにとって次の大きなカタリストとなっており、投資家は現在、世界の主要チップメーカーによる次回の四半期決算報告での裏付けを注視しています。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資勧誘を目的としたものではありません。