- 香港に新規上場した人工知能(AI)関連株が反発し、智譜AI(Zhipu AI)は7.84%上昇しました。
- この動きは、8.5%急騰したサムスン電子を含むアジアのハイテク株全般の強さに続くものです。
- ウォール街の主要指数が上昇し、米国債利回りが低下したことで投資家心理が改善し、買いが先行しました。

火曜日、香港市場で新規上場した人工知能(AI)関連株が急騰しました。アジア全域でのハイテク株全般の反発が追い風となり、智譜AI(Zhipu AI)は7.84%高で取引を終えました。
財聯社の報道によると、AI分野の上げ幅は顕著で、終値時点で瀾起科技(Montage Technology)が6.80%高、MINIMAX-Wが5.09%高となりました。
香港のAI銘柄の上昇は、アジアにおける広範なリスクオンムードの一環です。韓国の総合株価指数(Kospi)は、サムスン電子の8.5%高やSKハイニックスの11.2%急騰に牽引され、8.4%上昇しました。日本では、S&P 500種株価指数が0.2%上昇した前晩のウォール街の動きを引き継ぎ、日経平均株価が3.1%上昇しました。
この好調なパフォーマンスは、特に高成長なAIセクターを中心に、ハイテク株に対する投資家意欲が高まっていることを示しています。香港のこれら新規上場企業への資金流入は、米債利回りの低下や原油価格の安定にグローバル市場が反応する中で、セクター全体での再評価(リレーティング)の可能性を示唆しています。
アジアのハイテク株の反発は、世界的な借入コストの指標である米10年債利回りが4.55%まで低下したことを受けてのものです。利回りの低下は、成長志向のハイテク企業が将来生み出す利益の魅力を高めます。
しかし、このポジティブな心理は地域全体に波及したわけではありません。中国本土株は低迷し、上海総合指数は2%下落しました。オフショア人民元(CNH)は1ドル=7.25元前後で推移しました。このまちまちなパフォーマンスは、グローバルな要因が下支えとなる一方で、地域特有の懸念が本土市場の重石となり続けていることを浮き彫りにしています。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資勧誘を目的としたものではありません。