- 主なポイント:
- ヘサイ・グループの第1四半期売上高は前年同期比29.6%増の6億8,100万人民元となり、1,831万5,000人民元の純利益を計上して黒字転換しました。
- シティバンクは、電気自動車(EV)セクターの見通し悪化を理由に、投資判断「買い」を継続しつつも目標株価を257.5香港ドルから223.3香港ドルに引き下げました。
- 全体の平均販売価格(ASP)は前四半期比で9%下落し、売上高総利益率は2.6ポイント縮小して39.1%となりました。

自動運転車用センサー技術メーカーのヘサイ・グループ(Hesai Group)は、第1四半期の黒字転換を発表したものの、シティによる目標株価引き下げが重石となり、香港市場で株価が8%以上下落しました。
シティのアナリストはリポートの中で、「ヘサイの第1四半期の中核営業利益は予想を大幅に上回った」と述べた一方で、同社の混合平均販売価格(ASP)が前四半期比で9%低下し、同行の予想を下回ったことを指摘しました。
上海に拠点を置く同社が発表した第1四半期の売上高は6億8,100万人民元で、前年同期比29.6%増、市場予想を3%上回りました。純利益は1,831万5,000人民元(1株当たり0.12人民元)となり、前年同期の赤字から黒字に転換しました。しかし、売上高総利益率は前年同期比2.6ポイント低下し39.1%となりました。
香港市場でHESAI-W(02525.HK)は8.2%安で取引を開始し、米国上場株(HSAI.US)は前晩の取引で9%下落しました。黒字転換にもかかわらず大幅な下落となったことは、価格圧力や、シティが予測引き下げの理由として挙げた電気自動車(EV)業界の潜在的な減速に対する投資家の懸念を浮き彫りにしています。
シティはヘサイの投資判断「買い」を維持したものの、第2四半期の出荷見通しをより慎重に設定し、目標株価を257.5香港ドルから223.3香港ドルに引き下げました。投資家の注目は、販売価格の下落やEVサプライチェーン全体での需要軟化の中で、ヘサイが利益率を維持できるかどうかに集まっています。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資勧誘を目的としたものではありません。