Key Takeaways:
- 第1四半期の1株当たり運営資金(FFO)は0.45ドルとなり、アナリスト予想平均の0.43ドルを上回りました。
- 堅調なリース成約を背景に、2026年通期のFFO見通しを1株当たり1.71ドル〜1.75ドルの範囲に上方修正しました。
- ショートスクイズとセクター全体の良好な地合いが追い風となり、株価は13%以上急騰しました。
Key Takeaways:

ヘルスピーク・プロパティーズ(Healthpeak Properties Inc.、DOC)が発表した第1四半期の運営資金(FFO)は1株当たり0.45ドルとなり、ウォール街の予想を上回りました。これを受け、同ヘルスケアREITは2026年の業績見通しを引き上げました。
「今回の結果は、当社の戦略と、ライフサイエンスおよびメディカルオフィス・ポートフォリオにおける強力なファンダメンタルズが裏付けられたものです」と、ケルビン・モーゼス最高財務責任者(CFO)は決算電話会見で述べました。モーゼス氏はまた、最近のIPOと新たに設定した4億ドルのタームローン・ファシリティーにより、バランスシートが強化されたことを強調しました。
同社の第1四半期実績は、アナリストのFFO予想平均である1株当たり0.43ドルを上回りました。ヘルスピークはまた、2026年通期のFFO見通しを、従来の予想から1株当たり1.71ドル〜1.75ドルの範囲に引き上げました。新見通しの中央値である1.73ドルは、アナリストコンセンサスの1.74ドルとおおむね一致しています。
5月6日の午前の取引で、ヘルスピークの株価は13.6%急騰し、18.76ドルをつけました。この動きはショートカバー(空売りの買い戻し)によって増幅された可能性が高いです。同銘柄の空売り残高は過去1年間で96.5%増加し、浮動株の4.6%に達していました。市場全体も追い風となり、S&P 500指数は1%以上上昇しました。
ヘルスピークの好決算は同業他社にも波及し、セクター全体の支援材料となりました。ベンタス(Ventas Inc.、VTR)は正規化FFOが9%増加したと発表し、2026年の投資目標を引き上げました。また、ウェルタワー(Welltower Inc.、WELL)も予想を上回り、通期見通しを上方修正しました。
ヘルスピークの上方修正は、堅調なリース活動とJanus LivingのIPOによる成長が今後も継続するという経営陣の自信を示唆しています。投資家は、次回の第2四半期決算において、既存物件の純営業収益(NOI)成長率が引き続き好調を維持するかどうかに注目することになります。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資勧誘を目的としたものではありません。