主なポイント:
- HSTECHが6月1日の午後取引で1.4%上昇
- AI関連株が牽引する世界的なテック株高に連動
- 日経平均とS&P500が並行して最高値を更新
主なポイント:

ハンセン科技指数(HSTECH)は月曜日に1.4%上昇し、先週日経平均225種とS&P500を最高値に押し上げた世界的なテック株高の流れをさらに拡大した。
「AI主導のモメンタムがアジア市場全体に波及しており、香港のテック銘柄は米国や日本の同業他社にキャッチアップしつつある」と、光証券国際のストラテジスト、ケニー・ン氏は指摘する。
HSTECHの上昇率は、0.7%高の25,182.39で終了したハンセン指数全体を上回った。香港の上昇は域内全体の値上がりに連動したものだ。東京の日経平均は金曜日に2.5%上昇し、過去最高となる66,329.50で取引を終えた。ソウルのKOSPIは3.6%急騰した。ウォール街では、S&P500が0.2%上昇し、7,580.06と過去最高値で終了。ナスダックも0.2%高の26,972.62で引けた。
「市場は9週連続の上昇で締めくくられそうだ。主な要因は、人工知能の恩恵を受ける新たな銘柄群の台頭にある」と、B・ライリー・ウェルス・マネジメントのアート・ホーガン氏は述べ、デル、マイクロン、サンディスクなどを大きく上昇した個別企業として挙げた。半導体メーカーのマイクロンとSKハイニックスは、今週それぞれ時価総額1兆ドルの大台を突破した。
「推進力は圧倒的にAI関連の設備投資だ」と、オックスフォード・エコノミクスのマシュー・マーティン氏は語る。「戦争に伴うリスクが低下したことも寄与しているが、株価の改善は主に好調な決算シーズンによるものだ。」
これに対し、上海総合指数は0.7%安の4,068.57と下落。本土の金融・消費者セクターが低迷した。この乖離は、中国本土の伝統的セクターが逆風に直面する一方で、香港ではテクノロジー銘柄への資金シフトが進んでいることを浮き彫りにしている。
この上昇相場の持続性は、6月初旬までに米イラン間の停戦合意が実現するかどうかにかかっている。停戦が実現すれば、石油価格のさらなる低下と景気後退リスクの緩和につながる可能性がある。「石油トレーダーは、同地域における混乱に終わりが見えてきたとの楽観的な見方を強めている」と、ハーグリーブス・ランズダウンの株式調査責任者、デレン・ネイサン氏は述べた。ブレント原油は金曜日に1.8%下落し1バレル=92.05ドル、ウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)は1.7%安の87.36ドルとなった。
為替市場では、ユーロが対ドルで1.1663ドルに上昇。ドルは1ドル=159.27円で取引された。欧州株式はまちまちで、FTSE100種総合株価指数は0.1%安の10,416.07、DAXは25,104.70で横ばいだった。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資助言を構成するものではない。