火曜日の香港市場では主要半導体メーカーのラリーがテック指数を押し上げ、期待外れの経済指標により軟調となった中国本土市場の動きに逆行しました。
火曜日の香港市場では主要半導体メーカーのラリーがテック指数を押し上げ、期待外れの経済指標により軟調となった中国本土市場の動きに逆行しました。

火曜日の香港株式市場でハンセンテック指数は1%以上上昇し、投資家が主要な中国半導体株に買いを入れたことで序盤の下げを解消しました。この動きを牽引したのは、7%超急騰した中芯国際(SMIC、0981.HK)と、6%以上上昇した華虹半導体(1347.HK)です。
香港上場の半導体メーカーのラリーは、本土上場の同業他社や広範な中国市場とは対照的な動きとなりました。上海市場では、SMICのA株(688981.SH)が1.2%下落し、華虹のA株(688347.SH)は1.5%下落しました。この乖離は、中国の3大成長エンジンである工業生産、小売売上高、固定資産投資がいずれも4月の予想を下回り、A株市場のセンチメントを圧迫した中で発生しました。
広範なハンセン指数は横ばいで推移した一方、中国本土の上海総合指数は0.1%安の4,131で取引を終えました。特定の香港テック銘柄の上昇は、マクロ経済の背景が脆弱であるにもかかわらず、投資家が売られすぎと判断したセクターや長期的な潜在力が高いセクターを厳選して買い入れている可能性を示唆しています。SMICと華虹の2銘柄の上昇だけで、テック指数の反転に大きく寄与しました。
この乖離は、国内のセンチメントが慎重なままであっても、国際資本が香港上場の中国テック大手へ流入しているという、投資家の関心のシフトを浮き彫りにしています。これら半導体リーダーのパフォーマンスは、中国の技術自給自足に向けた取り組みの試金石と見なされており、火曜日のラリーは、グローバルな競争や国内の経済的逆風を乗り切る同セクターの能力に対する信頼の回復を示唆している可能性があります。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資勧誘を目的としたものではありません。