- 第1四半期のEPS(1株当たり利益)は0.55ドルとなり、コンセンサス予想の0.50ドルを上回りました。
- 売上高は54億ドルで、前年同期比で横ばいだったものの予想を上回りました。
- 中南米と欧州での力強い成長が、中東地域における13%の減収を補いました。
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ハリバートン(HAL)は第1四半期の利益が1株当たり55セントであったと発表し、ウォール街の予想を10%上回りました。これを受けて同社の株価は早朝の取引で2%近く上昇しました。
ジェフ・ミラー最高経営責任者(CEO)は声明で、「国際市場において、我々の業績は中東紛争による混乱を上回った。北米では、回復の明らかな兆しが見え始めている」と述べました。
石油サービス大手の同社が発表した売上高は54億ドルで、前年同期とほぼ横ばいでしたが、コンセンサス予想の53億ドルを上回りました。同社によると、継続中の中東紛争により1株当たり利益が2〜3セント押し下げられたとのことです。
ハリバートンの株価は市場外取引で1.7%上昇し、37.30ドルとなりました。今回の予想上振れは、投資家が地縁政治学的な不安定さがエネルギーセクターに与える影響を注視する中で達成されました。イラン紛争は原油価格の上昇をもたらすと同時に、操業の混乱も引き起こしています。
ハリバートンの決算では、地域ごとの業績に顕著な差が見られました。中南米の売上高は、ブラジル、カリブ海諸国、エクアドルでの活動が牽引し、前年同期比22%増の11億ドルに急増しました。欧州・アフリカ部門も11%増の8億5,800万ドルと堅調な伸びを示しました。
この好調さを相殺したのが、売上高が13億ドルに減少した中東・アジア地域での13%の減収です。同社は、サウジアラビアでの活動低下とカタールでの掘削サービスの減少を下落の主な理由として挙げています。北米の売上高も4%減の21億ドルとなりました。
中東での逆風にもかかわらず、予想を上回る結果となったことは市場で好意的に受け止められました。先週、シティグループ、モルガン・スタンレー、パイパー・サンドラーのアナリストはいずれもハリバートンの目標株価を引き上げました。UBSも目標株価を35ドルから39ドルに引き上げ、中立の評価を維持しつつ、同社が競合他社と比較して地域的な減速への露出が相対的に小さいことを指摘しました。
今回の報告は、地政学的な緊張が中東での操業を妨げているものの、主要な国際市場における石油サービスへの需要が依然として旺盛であることを示唆しています。投資家は、北米の回復とイラン紛争の継続的な影響に関するさらなる詳細について、7月23日に予定されている次回の決算発表に注目しています。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資勧誘を構成するものではありません。